にいみ歯科ブログ

高齢者の歯とお口のケア

2024年4月13日 (土)

●健康長寿のためには「口腔健康管理」がキーワード

高齢になると、歯とお口の機能が若いときとは変化してくることを説明しました。

変化に対応するためには、より一層の口腔健康管理が重要になります。

 

・セルフケアにプロのケアをプラス

 自分で毎日行うセルフケアと歯科医師や歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルケアを

 併せて行うことが、健康寿命を延ばすことにもつながります。

 歯とお口の機能は、年を重ねるうちに変化していくものと認識して、変化に応じた

 生涯にわたる歯とお口の健康管理を積極的に行いましょう。

 

・セルフケアで歯垢のお掃除

 セルフケアは、フッ素入りの歯みがき剤を使用したブラッシングと、

 デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間ケアが基本です。

 ブラッシングは毎日朝晩2回、食後に行うのが理想です。

 また歯ぐきがやせてきて、根元のすき間が広がってきた場合は、歯間が汚れやすくなります。

 細菌のすみかである歯垢のつきやすい場所を中心に、歯の根元のみがき残しに注意し、

 状況に応じた歯間ケアも積極的に行いましょう。

 

・入れ歯もお手入れしましょう!

 入れ歯も汚れがつきます。汚れが残ると歯石がつき、雑菌が増えて、

 入れ歯の材料内部に蓄積します。清掃不十分な入れ歯は、口臭や残っている歯の

 むし歯の原因になります。毎食後、必ず入れ歯を水で洗い、うがいをしましょう。

 1日1回は専用ブラシを使って、汚れをしっかり落とすことも必要です。

 部分入れ歯でも総入れ歯でも、お口のケアは不可欠です。特に部分入れ歯を

 使用している場合は、入れ歯を支えてる歯の周囲に汚れがつきやすいため、

 丁寧に歯をみがくことも心がけましょう。

 

・プロのケアはかかりつけ歯科医で受けましょう!

 日常のセルフケアだけでは、歯のトラブルを完全に防ぐことはできません。

 困ったときにいつでも気軽に相談できるかかりつけ歯科医を決めておきましょう。

 かかりつけ歯科医は、それまでの治療履歴を把握し、年齢と経過に応じた対応と

 アドバイスをして、継続して管理してくれます。

 

 


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矯正歯科 専門医の無料相談実施中

2024年4月4日 (木)

長崎大学歯学部 矯正学講座所属 矯正歯科医師 空閑 大輝先生が

月4日ほど矯正の診断をされます。

歯並び、咬み合わせが気になる方はぜひこの機会にご相談ください。

4月の予定は、4/5(金)・6(土)・26(金)・27(土)・30(火)です。

ご予約ご相談はお電話でお問い合わせください。

 

 


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ゴールデンウイークの休診日につきまして

2024年4月1日 (月)

ゴールデンウイークは4/29(月)及び5/3(金)から5/6(月)まで休診となります。

4/30(火)5/1(水)5/2(木)は通常診療になります。GW休診


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高齢者のお口のトラブルについて

2024年3月25日 (月)

●高齢者の歯とお口の特徴

高齢になると、身体の機能が低下するとともにお口にも若い時と違った変化が出てきます。

まずは、その変化について見てみましょう。

 

・噛む力、飲み込む力が低下する

 食べ物を噛んで飲み込む過程には、舌やお口まわりの筋力が緊密にかかわっています。

 筋力が衰えてこの飲み込む力が低下すると、飲食物が誤って気管に入り、むせたり、

 誤嚥性肺炎を引き起こしたりします。

 また、歯がグラグラしたり、歯の本数が減ったり、入れ歯が合わなかったりすると、

 食べ物を噛みくだきにくくなり、咀嚼機能が低下します。

 

・唾液の量が減る

 唾液はお口の中を潤わせることで、酸によって溶けた歯の表面を修復したり(再石灰化)、

 歯肉や粘膜の乾燥を防いで傷つきにくくしています。咀嚼した食べ物を飲み込みやすくし、

 消化を手助けするなどの大切な役割がたくさんあります。

 なぜ、唾液は加齢で減少するのでしょうか。それは噛む力の低下や薬剤の影響などで、

 分泌量が減ってくるからです。唾液が出にくくなるとお口の中が乾燥し、むし歯や

 歯周病、口内炎にもなりやすくなります。

 

・舌の機能が低下する

 舌の主な動きは、味覚と食物を摂取ことです。

 舌の表面にある1万個ほどの「味蕾」という器官で味を感じ、唾液の分泌を

 促しながら、食べ物の消化と吸収を助けています。

 舌は噛みくだいた食べ物を咀嚼し、飲み込みやすい形状(食塊・しょくかい)にして、

 お口から咽頭へ送るという重要な動きをしています。

 このような非常に複雑な働きによって、体に必要なエネルギーや栄養素を取り込むことが

 できているのです。加齢によってこれらの舌の動きが衰えると、食べ物を噛みくだき、

 咀嚼し、飲み込みやすい形状にした食塊を送るという一連の動きに障害が生じます。

 また、味蕾の数も減り、味を感じにくくなり、食事を味わう楽しみが減少していきます。

 高齢になると、若いときとは違って、歯だけではなくお口全体にいろいろな変化が出てくるのです。

 

 

 


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にいみ歯科・矯正歯科リニューアルオープン

2024年2月14日 (水)

2月14日(水)にいみ歯科・矯正歯科がリニューアルオープンいたしました。

2階にメインテナンスルームを6床を増床し一層、予防歯科に力を入れてまいります。

また、矯正歯科の診療科目を強化することで、地域の皆様のニーズにお応えし

歯の健康をサポートしてまいります。   

 

 

 


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臨床歯科麻酔認定歯科衛生士が在籍しています

2024年1月22日 (月)

臨床歯科麻酔認定歯科衛生士とは、一般社団法人日本歯科医学振興機構が

認定する資格です。

歯科麻酔を行う上で必要となる麻酔学の知識はもちろん、偶発症への対応法を実技をふまえて

学び試験に合格することで認定されます。

偶発症はあらかじめ予期できないからこそ、その対応には歯科医院のチーム力が求められます。

 

当院では十分なトレーニングを行い、歯科衛生士による痛みの少ない安全な麻酔を

実施しています。

また、常に歯科医師が監督し、不測の事態にはスタッフ一丸で対応できる体制が整っています。

安心して、当院の臨床歯科麻酔認定歯科衛生士にお任せください。


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年末年始 休診のお知らせ

2023年12月26日 (火)

年末は12/29(金)が最終診療日になります。

12/30(土)から1/3(水)までは休診させていただきます。

年始は1/4(木)9時30分から通常診療になります。

年末年始休診日


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ブリッジとインプラントの寿命はどちらが長いですか?

2023年10月26日 (木)

口腔内の健康は、全身の健康に直結しています。特に、歯の喪失は、咀嚼機能の低下や審美的な問題を引き起こすだけでなく、精神的なストレスも伴います。そんな中、ブリッジとインプラントは失った歯を補うための代表的な治療法として注目されています。しかし、これら二つの選択肢にはそれぞれ寿命があり、どちらを選択するかは重要な判断点です。本記事では、ブリッジとインプラントの寿命について、専門的な視点から徹底解説し、適切な選択に役立つ情報を提供します。

ブリッジ治療とその耐久性

ブリッジは、隣接する歯を利用して欠損部を埋める治療法で、その手軽さから多くの患者様に選ばれています。しかし、ブリッジの耐久性は、使用する素材や隣接する歯の状態、そして患者様の口内ケアに大きく依存します。平均して、良質なブリッジは約10年から15年の寿命がありますが、これはあくまで平均的な数値です。個人の口内環境やケア次第で、より長く、または短くなる可能性があります。

インプラント治療のメリットと寿命

インプラントは近年、その審美性と機能性から高い評価を受けています。インプラントは人工の歯根を顎骨に埋め込むことで、自然な歯と同等の機能を持たせることが可能です。インプラントの平均的な寿命は、ブリッジより長く、約15年以上とされています。適切なメンテナンスを行えば、20年以上持続することも珍しくありません。

ブリッジとインプラント寿命の決定的な違い

ブリッジとインプラントの大きな違いは、インプラントが顎骨と直接結合することで、より自然な咀嚼が可能になる点です。これにより、ブリッジに比べてインプラントの方が長寿命であると言われています。ただし、インプラントが長持ちするかどうかは、手術後のケアやライフスタイル、さらには患者様の全体的な健康状態によって左右されます。

長期的な視点で見た治療法の選択基準

治療法を選ぶ際には、初期の費用や手術の侵襲性だけでなく、将来的なメンテナンスの容易さや寿命を考慮する必要があります。ブリッジは比較的簡単に設置できますが、長期的にはインプラントの方が経済的である可能性が高いです。

まとめ

ブリッジとインプラントの選択は、単に寿命の長さだけでなく、患者様のライフスタイルやメンテナンスへの意識、経済的な側面も踏まえた上で行うべきです。専門の歯科医師としっかりと相談し、総合的な情報に基づいた決断をすることが、長期にわたる口内健康の鍵となります。

この記事が、ブリッジとインプラントの治療法を検討されている方々の参考になれば幸いです。どちらの選択肢も、正しいケアとメンテナンスを行うことで、その寿命を最大限に延ばすことが可能です。ご自身のライフスタイルや健康状態、経済的な状況を総合的に考慮し、最良の選択をしてください。


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インプラント手術は痛いですか?

2023年10月6日 (金)

インプラント手術に関する懸念の中でも、「痛み」は特に重要な問題です。現代の歯科治療は日進月歩で進化しており、手術の痛みを最小限に抑える方法も多岐にわたっています。それでもなお、痛みへの不安は、手術をためらう一番の理由かもしれません。そこで、この記事ではインプラント手術の痛みに対する正しい理解と対処法を、専門家の知見をもとに詳細に解説します。

「痛み」という体験は、人によってその感じ方が大きく異なります。インプラント手術においても、この「痛み」は患者さん一人ひとりで感じ方が違うものです。しかし、その不安を取り除くためには、まず手術のプロセスを理解することが重要です。この記事では、インプラント手術における「痛み」の実態と、その対処法を明らかにし、手術への理解を深めます。

インプラント手術とは?

インプラント手術は、失われた歯を補うために、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。この手術により、見た目の改善だけでなく、噛む力の回復も期待できます。手術は局所麻酔を使って行われるため、多くの患者さんは手術中の痛みをほとんど感じません。

手術中の痛み管理

手術中の痛みは局所麻酔で管理されますが、患者さんによっては、麻酔が苦手という方もいます。そんな方には、不安を和らげるために鎮静剤を使用するオプションもあります。また、最新の痛み管理技術を駆使することで、手術中の不快感を最小限に抑えることが可能です。

手術後の痛みとその対処法

手術後は、麻酔の効果が切れるとともに、痛みを感じることがありますが、それは自然な反応です。この痛みは通常、手術後数日間で最高点に達し、その後徐々に減少していきます。患者さんには、痛みの管理のために適切な鎮痛剤が処方され、また、腫れや痛みを軽減するためのアイスパックの使用など、自宅でできる簡単なケア方法も指導されます。

インプラント手術を成功に導くための準備

手術を成功に導くためには、適切な準備が必要です。事前の検査やカウンセリングを通じて、手術に最適な条件を整えることが大切です。また、手術を担当する歯科医師と十分にコミュニケーションを取り、疑問や不安に思う点をすべて解消しておくことも重要です。

まとめと次のステップ

最後に、手術への不安を和らげるためのアドバイスを提供します。また、インプラント手術を検討している方への次のステップについても案内します。手術に関する不安は誰にでもありますが、適切な情報と準備によって、その不安は大きく軽減できます。この記事が、インプラント手術を考える一歩となり、あなたの笑顔がより輝く未来への道標となることを願っています。


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インプラント治療の魅力と進化:顔の印象を変え、自信を取り戻す

2023年9月26日 (火)

私たちの笑顔は、コミュニケーションの中心であり、自信や人間関係にも大きく影響します。歯の欠損や不具合は、外見だけでなく、食事や発音、さらには自信にも影響を及ぼすことがあります。そんな中、インプラント治療はその効果と進化により、多くの人々にとっての救世主となっています。

インプラントの魅力とその背景

  • インプラントの基本 インプラントは、失われた歯を人工の歯根と歯で補う治療法。その見た目の自然さと機能性から、多くの患者に支持されています。近年では、材質や技術の進化により、より本物に近い感触や見た目を実現しています。

  • 進化するインプラント技術 インプラントはその歴史の中で技術的な進化を遂げてきました。初期のものから現代の高度なものまで、その適合性と持続力が日々向上しています。特に、3Dプリンティング技術や生体適合性の高い材料の導入により、より安全で持続的な治療が可能となっています。

インプラントのバリエーション

  • 骨結合型と軟組織結合型の違い インプラントには、骨や軟組織との結合方法によって異なるタイプが存在します。それぞれの特性を理解し、最適なものを選択することが重要です。骨結合型は強固な固定が可能ですが、手術が複雑になることがあります。一方、軟組織結合型は手術が簡単ですが、定期的なメンテナンスが必要となります。

インプラントの利点

  • 外見と自信の再生 インプラントは、自然な外見を取り戻すだけでなく、患者の自信も再生します。特に、前歯の欠損がある場合、インプラント治療により笑顔を取り戻すことができます。

  • 健康な咬み合わせの実現 正しい咬み合わせは、口腔全体の健康を維持するために不可欠です。インプラントにより、他の歯への負担を減少させ、歯の健康を保護します。これにより、歯の摩耗や歯周病のリスクも低減します。

インプラントの課題

  • 手術とその後のケア インプラント手術は一定のリスクを伴いますが、適切なアフターケアでこれを最小限に抑えることができます。感染や出血、痛みなどのリスクが考えられますが、専門的なケアと定期的なメンテナンスにより、これらのリスクは大幅に低減されます。

  • 治療費と保険の問題 インプラント治療は費用がかかることが多いですが、その長期的な効果を考慮すれば、十分な価値があると言えるでしょう。保険の適用に関しても、治療内容や保険の種類によって異なるため、事前にしっかりと確認することが必要です。

治療のプロセス

  • カウンセリングから手術へ 患者の状態や希望をしっかりと把握した上で、最適な治療計画が立てられます。この段階で、患者の疑問や不安を医師に伝えることで、より安心して治療を受けることができます。

  • 手術後のケア 手術後のケアは、インプラントの成功と長寿命に直結しています。特に、初めてのメンテナンスは手術後の経過を確認する重要な機会となります。

成功率とその背景

  • 技術の進歩と成功率 最新の技術導入により、インプラントの成功率は格段に向上しています。3Dイメージングやナビゲーション手術などの技術が導入され、より正確で安全な手術が可能となっています。

  • インプラントの長期効果 適切なケアを続けることで、インプラントは長期にわたり機能を維持します。実際、適切なメンテナンスとケアを行えば、10年以上の持続性が報告されているケースも多いです。これは、インプラントが高いコストパフォーマンスを持つ治療法であることを示しています。

    インプラントを選ぶべき人

    • 入れ歯やブリッジに不満を感じる人 インプラントは、従来の治療法に不満を持つ人々に新しい選択肢を提供します。取り外しの手間や違和感、食事の制限などの問題を解消したい方には特におすすめです。

    • 歯の欠損に悩むすべての人 インプラントは、歯の欠損による悩みを解消するための強力なツールとなります。欠損が生じる原因や状態、位置によっては、インプラントが最も適した治療方法となることもあります。

    結論 インプラント治療は、その効果と技術の進化により、多くの人々の生活の質を向上させる可能性を秘めています。適切な治療とケアにより、私たちの日常生活をより豊かにすることが期待できるでしょう。歯の健康は全身の健康にも影響を与えるため、インプラント治療を通じて、より健やかな生活を追求することができます。

 

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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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