にいみ歯科ブログ

だ液について その2

2019年2月18日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回から始まった『だ液について』ですが

今回は『だ液のチカラ』についてお話ししましょう。

 

唾液には身体を健康に保つためにたくさんのパワーを発揮しています。

そんなだ液はどのように作られているのでしょうか?

今回はその秘密を探ってみましょう。

 

だ液は食事などの刺激や自律神経の働きによって分泌されます。

だ液が造られるまでの流れは図をご参照ください。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_唾液3

 

だ液の働きは

 

1.美味しいと感じるために

食べ物がだ液と混ざらなければ味を感じることができません。

味を感じるのは舌ですが舌はだ液の中に溶け込んだ食べ物の味成分を

知覚しているのです。

 

2.消化を助ける

だ液には食べ物の中のデンプンを分解する酵素が含まれており

その酵素が働いて胃袋で消化しやすい状態にします。

 

3.飲み込む時の潤滑剤

食べ物をお口の中で十分に噛むことで細かくなります。

噛んで柔らかくなった食べ物は食道表面がなめらかになるので

飲み込みやすくなります。

 

4.体内への最近侵入をブロックします

お口の中にはむし歯の原因菌だけでなく様々な病原菌が絶えず侵入してきます。

だ液には侵入してきた細胞をなくしたり、抵抗する働きがあります。

 

5.むし歯になりにくい

お口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面が溶け出し、むし歯になりますが

だ液の『緩衝機能』がお口の中を中和して、むし歯を防ぐ働きをします。

 

6.口腔内を守ります

お口の中は常にだ液が分泌されており、だ液は食べカスを洗い流して

お口の中を清潔にしたり、常に潤いを保つことで口臭を抑制します。

 

7.癌の原因となる活性酸素を減少

だ液の構成物質のひとつである酵素には食物内の発癌性物質が作り出す

活性酸素を酵素が反応して分解します。

 

8.老化を抑える作用

最近ではアンチエイジングでも注目されていて、だ液の中にはパロチンと

呼ばれる物質が筋肉や骨の発達を促進する作用があります。

 

以上のように、だ液にはお口の中の健康を守るだけでなく

体内への病原菌の侵入を防ぐ作用もあったり

最近ではアンチエイジングでも注目されるなど

身体の中で様々な効果を発揮しています。

 

今回の『だ液のチカラ』についてのお話はここまで。

次回は『もしもだ液がなくなった場合』についてお話ししましょう。

ではまた。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院


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