2022年6月13日 (月)
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司
インプラントはしっかりケアをすることで10~15年以上長く持ちます。今回はインプラントの寿命と長持ちさせるポイントについて紹介します。
世界でもトップクラスのシェアを誇るメーカーによると、インプラントの10年生存率は10年で99.8%といわれています。またほとんどのメーカーで同じ数値の臨床研究結果が出ていることから、インプラントの寿命ははおおよそ10~15年以上といえるでしょう。
インプラントは保険が適用しない高額な治療になります。そのため長く持たせたいと思う方は多いでしょう。インプラントを長持ちさせるコツは以下のようなものがあります。
それぞれ詳しく解説します。
仕事中や就寝時に無意識に歯ぎしりや食いしばりをする方は多いです。噛む力が強いとインプラントと被せ物の間にあるアバットメントに負担がかかることがあります。そのような場合はネジが緩くなったり、インプラントに負担がかかり破損したりする可能性が高くなります。
歯ぎしりや食いしばりの対策は就寝時に装着するナイトガードなどを使用することで、インプラントにかかる負担を軽減することができます。
インプラントでも歯周病になることがあります。これはインプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎と呼ばれています。インプラント周囲粘膜炎が発症するとインプラント周囲の歯肉が腫れたり出血したりする症状です。進行するとインプラント周囲の骨にまで感染しインプラントが脱落する可能性があります。これをインプラント周囲炎といいます。
インプラントは天然の歯と異なり、神経がありません。そのため自覚しにくく、病気が進行しやすい特徴があります。インプラントの歯周病を予防するためにも、自宅でのセルフケアと専門家によるプロフェッショナルケアを怠らないようにしましょう。
インプラントはおおよそ10~15年以上持つといわれており、中には30年以上持つ方もいます。インプラントの寿命はメンテナンスをしっかり行うことで、長持ちさせることが可能です。また、歯ぎしりや食いしばりがある方でもナイトガードなどの対策をすることで、被せ物やインプラントに与えるダメージを軽減することができます。インプラント治療をご希望の方は、メンテナンスも考慮して受けるようにしましょう。
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司
カテゴリー: ブログ
四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。
設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。
ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。