にいみ歯科ブログ

12日診療時間変更のお知らせ

2019年10月11日 (金)

こんばんは

にいみ歯科医院です。

 

明日、10月12日(土)は大型で非常に強い勢力を持った

台風19号による悪天候のため

診療時間を16時までとさせていただきます。

 

午後から大雨警報、暴風警報等が発表された場合には

患者様、スタッフの安全確保等の理由により

止むを得ず休診とさせていただく可能性がございます。

ご来院いただく際には必ずお電話で

診療のご確認をいただきますよう

よろしくお願いいたします。

 

患者様方には、ご迷惑をおかけしますが

何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院

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生活習慣病の予防・治療に役立つ口腔ケア その2

2019年9月10日 (火)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回からはじまりました『生活習慣病と口腔ケア』

今回は世界ではどんな取り組みが行われているのか少し覗いてみましょう。

 

むし歯や歯周病などに代表されるお口の病気は世界で39億人とも伝えられ

先進国、開発途上国を問わず国際的な社会問題となっています。

そんなお口の病気は体の病気とも密接な関係があり

とりわけ生活習慣病に大きな影響を及ぼしていることが報告されています。

 

2011年の国連ハイレベル会議において、お口の病気は生活習慣病の一つと

位置付けられ生活習慣病に関する喫煙や不摂生、過度の飲酒など

リスクの要因をコントロールする必要性が示されました。

国際社会が協力して取り組むべきとする国際宣言が採択されて

WHO(世界保健機関)は2025年までに

 

1: 心臓病、ガン、糖尿病や慢性呼吸器疾患による若年死亡のリスクを25%減

2: アルコールの過剰摂取を最低10%減

3: 身体活動、運動不足を10%減

4: 塩分の平均摂取を30%減

5: 15歳以上の喫煙を30%減

6: 高血圧や血圧上昇を25%減

7: 糖尿病や肥満の増加を停止する

8: 心臓発作と脳卒中予防の薬剤療法とカウンセリングを受けられる割合を最低50%にする

9: 公的機関や病院において主要非感染性疾患治療のための非感染性疾患必須医療薬品と基本技術を80%利用可能にする

 

といった9つの内容について数値目標を掲げました。

このような取り組みから生活習慣の見直しを提唱しています。

お口の病気は子どもからお年寄りまで人々の生活の質を損ねるため

心と体の健康を踏まえた対策が不可欠となっています。

 

では国内での国民の健康を推進する対策として「健康21」が2000年に施行されて

生活習慣病の予防を目的として生活習慣を改善する取り組みが行われています。

具体的には

食生活・栄養身体活動・運動休養・心の健康づくり喫煙アルコールお口の健康糖尿病循環器病がんの9つの分野について

 

1: 健康寿命の延伸と健康格差の縮小

2: 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底

3: 社会生活を営むために必要な機能の維持および向上

4: 健康を支え、守るための社会環境の整備

5: 栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙および歯・口腔の健康に関する生活習慣および社会環境の改善

 

の目標が設定されました。

セルフケアの向上や専門家による支援と定期管理、普及啓発の

3つの柱に推進されています。

 

また体重増や肥満の増加など生活習慣病の誘発因子も大きな社会問題になっているため

佐藤の摂取量に関する議論が進んでいます。

WHOは成人1日あたりの糖類の摂取量を総カロリー量の

10%未満から5%未満が望ましいとする新しいガイドラインを発表しました。

これは砂糖に換算すると25g、ティースプーンで5〜6杯分であり厳格な値です。

これを遵守するためには生活習慣行動を見直すだけでなく

影響を及ぼすリスク要因を少なくする社会環境の整備も重要です。

イギリスなど欧米諸国では、砂糖を加えたソフトドリンクに

税金(砂糖税)を課す措置も検討されています。

 

このように国内に限らず、世界でも生活習慣病について様々な取り組みが行われています。

 

今回のお話はここまで。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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生活習慣病の予防・治療に役立つ口腔ケア その1

2019年9月3日 (火)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

今回は生活習慣病と口腔ケアについて考えていきましょう。

 

21世紀になり、少子高齢化や疾病構造の変化が急速に進む中で

いつまでも健康に生きることは、わが国の願いとなっています。

そんな中、生活習慣病および、社会環境の改善を通じて

年齢、性別問わず、すべての国民がともに支え合いながら

希望や生きがいをどれくらい持ち、各年代のライフステージに応じて

健やかで心身とも豊かに生活できる元気な社会を実現していくことが

求められています。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_生活習慣病1

 

2013年からスタートした、国民の健康の増進の総合的な推進を

図ることを目指した『健康日本21(第二次)』。

これは2022年までの目標が示されていますが、その中で

基本的な方向として

 

1.健康寿命の延伸と健康格差の縮小

 

2.生活習慣病の発症予防と重症か予防の徹底

 

3.社会生活を営むために必要な機能の維持および、向上

 

4.健康を支え、そして守るための社会環境の整備

 

5.栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙および歯・航空の健康に

関する生活習慣および社会環境の改善

 

の5項目が示されています。

歯・お口の健康はこれらの1〜4までの基本的な方向を実現するための

国民の健康増進を形成する基本要素のひとつとなっています。

特にガンや循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など

主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底が重要になってきます。

これらの予防には、小児期から一人ひとりがその生活習慣を見直し

そして改善していくことが非常に効果的です。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_生活習慣病2

 

そんな健康な生活を送るためにまず第一に食べることとコミュニケーションを

良好に保つことが重要であり、それは歯とお口の健康のための口腔ケアに

常日頃から気をつけることが大切となってきます。

そんな口腔ケアについて今回のシリーズでお話ししますので

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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健康寿命はいい噛み合わせから その5

2019年7月29日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

シリーズでお送りしている『健康寿命はいい噛み合わせから』。

前回は高齢期の噛み合わせについてお話ししました。

今回はシリーズ最終回になります。

シリーズ最終回としてセルフチェックと口腔ケアについてお話ししましょう。

 

まずはセルフチェックから。

鏡を見ながら以下の以下の設問に沿ってチェックしてみましょう。

 

1.あごの先がどちらかに偏って、顔の左右が非対称である。

三重県四日市_にいみ歯科医院_噛み合わせ1

2.奥歯で噛んだとき、上と下の前歯の間にすき間があいて、舌が見える。

三重県四日市_にいみ歯科医院_噛み合わせ2

3.上の前歯と下の前歯が一本で結べず、ずれている。

三重県四日市_にいみ歯科医院_噛み合わせ3

4.歯列から飛び出している歯がある。(八重歯を含め)

 

 

5.左右で、あるいは上下で歯の数に違いがある。

 

6.歯が抜けたままになっている。

 

7.傾斜している歯がある。

 

8.色、大きさ、形について気になる歯がある。

 

9.上手に発音できない音がある。(特にサ行、タ行)

 

10.口を開け閉めしたときに、あごが鳴ることがある。

 

11.口を開くときに、まっすぐ開かない。

 

 

あてはまる項目が少ないほど、正しい噛み合わせ、歯並びといえます。

該当する方はかかりつけの歯科医に相談しましょう。

 

続いては正しいブラッシングについて。

歯並びや口の大きさに合わせて歯ブラシを選び、

効果的なブラッシングをマスターしましょう。

 

●前歯の外側

歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に約45度の角度で当て、

細かく振動させるように動かします。

 

●前歯の内側

歯ブラシを縦向きに当てて細かく動かします。

 

●奥歯の外側

磨き方は前歯と同様に。

 

●奥歯の内側

一番奥の歯まで毛先が届くよう意識しながら振動させます。

 

●噛み合わせ面

毛先を噛み合わせ面にぴったりと当て、細かく振動させます。

 

 

☆ブラッシングのポイント

◆歯ブラシの毛先は歯と歯ぐきの境目に当てましょう。

◆前歯、奥歯、歯の外側、内側と歯ブラシの向きを変えましょう。

◆ゴシゴシと大きく動かすのではなく、細かく振動させるように

歯ブラシを動かしましょう。

 

 

さて今回の『健康寿命はいい噛み合わせから』はここまで。

正しい噛み合わせも日頃のお口のケアがあってこそ。

いつまでも噛み合わせを良くして美味しい食事をしながら

健康寿命を伸ばしましょう。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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健康寿命はいい噛み合わせから その4

2019年7月12日 (金)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

シリーズでお送りしている『健康寿命はいい噛み合わせから』。

前回は成年期・壮年期の噛み合わせについてお話ししました。

今回は高齢期についてお話ししましょう。

 

読者のみなさまは『8020(ハチマルニイマル)運動』をご存知でしょうか?

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

高齢期の噛み合わせについてお話をする際には、やはり自分の歯を

いつまでも大切に残すということが私たちの願いでもあります。

 

しかし、高齢期になると歯を喪失してしまうことも多く

歯を失ったまま放置しておくと、残った歯にも影響が出はじめ、

噛み合わせのバランスにも影響が出ます。

それが原因で起きる影響は

・認知症やうつ病になりやすくなる

・誤嚥性肺炎を引き起こす

・腰痛や肩こりがひどくなる

・運動機能が低下する

など。

 

しかし高齢期に入ったから突然歯が喪失するかといえば、そうではなく

普段からの口腔ケアが十分でないと40歳以降から

徐々に歯は失われていくことが多くなります。

もし歯を失ってしまっても義歯(入れ歯)を入れることで

噛み合わせは調整することができますが

できることなら自分の歯で毎日の生活を過ごしたいものです。

そのために高齢期になっても自分の歯を多く残すためには

定期的な歯科検診と毎日自分で行う口腔ケアが大切になってきます。

 

歯が多く残り、なおかつしっかりとした噛み合わせであることは

しっかりとよく噛めることであり、よく噛むという行為は

脳への刺激にもなります。

あごの骨や筋肉がよく動いていると血液の循環がよくなり、

脳細胞の働きも活発になり、運動、生理機能が向上します。

その結果、認知症やうつ病にもなりにくくなるといわれています。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_認知症

 

 

高齢期には運動能力も低下していくに伴い、ちょっとしたことでも

転びやすくなりますが、これは噛み合わせの悪さが無関係とはいえません。

例えば、噛みしめる力が低下しているために転倒する可能性が

危険性が非常に高くなります。

高齢者の場合、ちょっとして転倒で骨折する恐れも非常に高いため

より注意が必要となります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_高齢者転倒

 

そこで歯が失くなったまま放置しておくと肉などの噛み切りにくいものから

栄養の摂取を避けがちになるため、骨や筋肉、運動能力への影響に

拍車がかかる悪循環となってしまいます。

仮に義歯(入れ歯)になってしまったとしても

日頃のチェックをこまめに、少しでも噛み合わせに問題があると感じたら

かかりつけの歯科医師に診てもらい、常に自分に合った正しい噛み合わせを

保つようにしましょう。

 

さて今回の『健康寿命はいい噛み合わせから』はここまで。

次回は噛み合わせについて自分でもできる簡単なチェックと

正しい口腔ケアについてお話ししましょう。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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健康寿命はいい噛み合わせから その3

2019年7月3日 (水)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

シリーズでお送りしている『健康寿命はいい噛み合わせから』。

前回は乳幼児・学童期の噛み合わせについてお話ししました。

今回は成年期・壮年期についてお話ししましょう。

 

成年期・壮年期はいわゆる働き盛りの世代にあたり

この働くということになると、昨今では働き方改革でも話題になって

日本の経済を担う世代でもあります。

それだけに日頃ストレスを溜めないで

イキイキと働ける環境が大事になってきます。

そんなストレスを溜めない生活にも噛み合わせは大きな関わりを持っています。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_ストレス

 

噛み合わせが悪いことで起こる影響にはストレスの他に

・肩こり、腰痛、頭痛

・姿勢の異常

・肥満、メタボリック

・歯の摩耗からの破折

・口臭

・顔の歪みやあごの異常

などに大きな影響が関わるといわれています。

だからこそ正しい噛み合わせは健康維持の基本となるわけです。

しっかり噛むことは消化吸収を助け健康維持の基本となります。

また満腹中枢(まんぷくちゅうすう)を刺激して食べ過ぎを抑え

活発な全身の代謝活動を促し、その結果、体脂肪の消費につながり

ダイエット効果も得られます。

その他にも上下の顎の位置が揃うことは、顎のズレに生じて起こる

筋肉や神経系から影響を受ける肩こり、腰痛、頭痛などの体調不良の

解消にも大きな効果を得られるといわれています。

 

噛み合わせが悪いと顎関節(あごの関節)にも無理な負担がかかり

そのような状態が続くとあごに痛みを感じたり、口が開かなくなったりする

顎関節症(がくかんせつしょう)へと発展する恐れもあるので

噛み合わせに関してもお気軽に歯科医に相談するなどの

日頃からのケアを心がけましょう。

 

このように色々なストレスを溜めずにイキイキと働けるように

体の環境を整えることも働き方改革のひとつといえ

若い頃から健康寿命をのばすことにもつながります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_働き方

 

 

さて今回の『健康寿命はいい噛み合わせから』はここまで。

次回は高齢期の噛み合わせについてお話ししましょう。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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健康寿命はいい噛み合わせから その2

2019年6月17日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回からスタートした『健康寿命はいい噛み合わせから』。

人は生まれたばかりの頃は歯がまだ生えていなくて、

成長すると子供の歯(乳歯)が生えはじめ

そして大人の歯(永久歯)に生え変わり体と同じく成長していきます。

各年代の中でも乳幼児期・学童期の成長の中での歯並びや噛み合わせは

目まぐるしく変化していきます。

永久歯に生え変わった頃は歯並び、噛み合わせの基礎が作られる

とても大切な時期といえます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_乳歯

 

この時期に歯並びを悪いままにしておくと、

次のような影響が出てくるといわれています。

 

・発音が悪くなる。

・あごが十分に発達しない。

・口呼吸の誘発。

・指しゃぶりなどの習慣によるあごの変形。

・顔の形成に影響する。

・硬いものを避けるようになる。

・表情が悪くなる。

 

上記の影響の中で特に過度の指しゃぶりには注意が必要です。

赤ちゃんは誰でも指しゃぶりをします。

3歳くらいまではそれほど神経質になる必要はありませんが

過度の指しゃぶりは上下の前歯の間に大きなすき間を作ってしまい

噛み合わせを悪くしてしまいます。

「開咬(かいこう)」と呼ばれるこの状態は、口呼吸を誘発し

口がポカンと開いている状態や発音障害など、審美的、または

機能的な問題を引き起こす原因となります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_指しゃぶり

 

そのような問題が起こらないようにするには、まず噛むことを学習させましょう。

赤ちゃんは歯が生えても、すぐに何でも食べられるわけではありません。

授乳期から離乳期に入り徐々に噛むということを学習していきます。

つまり、前歯で咬みきり、奥歯で噛み砕くということを学習しないと

うまくものを食べることができなくなり、柔らかいものばかり好んで

食べる習慣が身についてしまいます。

離乳期に入ったら、噛むための食事を工夫して与えることが大切です。

 

このようによく咬む食習慣を身につけないと、しっかりとしたあごが育ちません。

あごの発達が悪いと永久歯の歯並びにも影響し、よく噛めなくなるばかりか

食べ残しが口の中に溜まりやすく歯ブラシでうまく磨くことができないために

むし歯や歯肉炎の原因になるともいわれています。

よく噛んで、丈夫なあごときれいな歯並びを目指しましょう。

 

さて、今回の健康寿命と噛み合わせについてはここまでです。

次回は成年期・壮年期についてお話ししましょう。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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健康寿命はいい噛み合わせから その1

2019年6月10日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

長寿大国、日本。

長寿とは寿命が長いということで、ここで言われる寿命は

年齢の長さを表す「平均寿命」のことです。

寿命にはもう一つ、寿命を延ばすだけでなく、

いかに健康に生活できる期間を延ばすかの「健康寿命」があります。

「平均寿命」を延ばすことと「健康寿命」も延ばすことが

いつまでも健康に生きるためには大切だと考えられます。

そこで今回はこの「健康寿命」とお口の健康についてお話ししましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_健康寿命1

 

健康な生活を送るためには日頃の食生活から心がけていかなければなりません。

この食生活に関しては自分の歯でよく噛んで食べるということが

生きていくための基本となります。

良い噛み合わせを維持することによって、硬いものでも弾力のあるものでも

好きな食べ物を美味しく味わうことができます。

よく噛んで食べることは、食べ物を細かく砕いて消化する以外に

アゴや口腔、顔の感覚器を刺激して、その情報を脳へ伝達しています。

さらに脳を刺激することにより、脳の血液循環を良くして脳の働きを活発にします。

その結果、情緒が安定し、考察力、学習能力を高めることになります。

 

噛み合わせは年齢とともに変化します。

例えば歯を失くしたまま放置する、柔らかいものばかり食べている、

いつも同じ向きに寝ることによる顔面への圧力によって

噛み合わせが変化することがあります。

この噛み合わせのバランスを崩してしまうと、ものを上手に噛めなくなるだけでなく

心と体の健康にも影響を及ぼしてしまうことがあり、

決して歯だけの問題とは言えません。

幼年期から高齢期までの各年代の生活で噛み合わせは

大きく変化していく可能性があります。

噛み合わせの重要性を理解し、口腔ケアを実施することが、

健康で快適な生活を送るためのポイントとなります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_健康寿命2

 

若いときから歯並びを含めたお口の環境に気を配り、

正しい生活習慣を身につけることが、豊かで快適な老後を過ごすための

条件のひとつと言えるでしょう。

また高齢期において歯を失くしたときは、義歯(入れ歯)を入れることで

噛み合わせを回復させることはできます。

しかし、お口の状態は常に変化しているため、定期的にチェックしていないと

噛み合わせが悪くなってしまう場合もありますので注意が必要です。

 

さて、今回の健康寿命と噛み合わせについてはここまでです。

次回もお楽しみに。

ではまた。

 

 

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食育と子供の健康について その6

2019年5月27日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回まで5回に渡ってお話ししてきました

『食育と子供の健康について』シリーズ。

今回のブログがシリーズの最終回です。

 

食育は食べることを通じて子どもたちが健やかに

成長を育むということですが、子どもも大人と同様に

健康な食生活を送るには歯とお口の健康からが第一歩となります。

 

食のバランスが崩れると、消化・吸収・代謝のリズムが崩れ

大人でも、子どもでも健康状態に影響が現れます。

健康状態が悪化すると、歯や歯を支える歯ぐきにも影響を与え、

歯が正しく生え変わらない・歯周病になりやすくなるなどの

デメリットが生じます。

乳幼児・学童期の歯の健康は将来、大人になったときの体の健康に

大きく作用する可能性があります。

食べ物をしっかりと噛むことで食べ物の本来の味を

楽しむことができバランスの良い栄養摂取や肥満予防になるため、

生活習慣病の予防にもなります。

以上のように子どもの食育には大人と同様に

健康な食生活を送るために歯とお口の健康を

大切にすることが肝心です。

 

特に6歳ごろの臼歯(きゅうし・一番奥にある歯)は

むし歯になりやすくなっています。

なぜむし歯になりやすいのか?

それは

 

①乳歯の一番奥に生えてくるため気づきにくい。

 

②完全に生えるまでに時間がかかるため、歯磨きしにくい。

 

③噛む面がデコボコしているので食べかすがたまりやすい。

 

などが理由になります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について11

 

ママさん、パパさんが子どもの歯を守ることも食育の一環ですので

子どもの歯とお口の健康をしっかりとケアし、美味しく、楽しい食卓を囲める

育みを取り組みましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について12

 

さて、今回の食育シリーズはここまで。

では次回も当院ブログをお楽しみに。

 

ではまた。

 

 

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食育と子供の健康について その5

2019年5月20日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

今回も前回に引き続き食育についてお話しましょう。

 

私たちだけでなく子どもたちが食べる食料で、

これはどこで生産されたものなのか?

食品の安全面は大丈夫?など疑問に感じることも多くあると思います。

日本の食糧自給率は農林水産省の発表によれば、1946年度で88%でしたが

2017年度では38%となっています。

この自給率の水準が低いのか、高いのかと考えたとき

海外と比べるとどうでしょうか?

2013年度の農林水産省の発表では

・カナダ264%

・オーストラリア224%

・アメリカ130%

・フランス127%

と極めて低い水準となっています。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について8

 

日本はいわゆる食糧輸入大国で多くの食材を海外から輸入しています。

食品となって食卓に並ぶまでに不信感が生じることもありますが

どういったものが自給できているのかを確認し、

できるだけ「地産地消」を心がけて食品を選び、安全な食品選びをすることも

子どもたちの食育には大切な要素だと考えられます。

「地産地消」にも多く関わるのが地域の食に関わる伝統行事であり

この食の伝統行事は昔から地域で独自に子どもたちの成長を願って

いろいろ、歯とお口にまつわる行事が行われてきました。

同じ名前の行事であっても、内容や時期が地域によって

違っていることもあります。

 

伝統行事をいくつか紹介しますと「お食い初め」があります。

本来は餅、栗、大豆、干し柿など硬いものを食べて歯を丈夫にし、

長寿を願う行事で正月、6月などに行うところが多いようです。

古くは紀貫之の「土佐日記」にも書かれており、ここでは生後100日から

半年頃に行われる食い初めの行事を「歯固め」として取り上げました。

佐渡では「ハガタメ」と呼ばれ、食い初めの祝いをします。

このような「お食い初め」の行事は赤ちゃんの成長を祝い

お乳から少しずつ離乳食へと食べるものが変わる頃に、

この歯固めの行事が終わり、赤ちゃんには歯が生え始めてきます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について9

 

他にも満1歳のお誕生日をお祝いする行事の「いっしょうもち」があります。

1歳まで無事に成長したことをお祝いする伝統行事です。

全国的には「立ったり餅」、「誕生餅」、「一升餅」や「一生餅」と呼ばれています。

このように子どもの歯とお口の健康を願って行われてきた伝統行事も

昔から伝わる食育であり、後世に伝えていくのも大切な食育でしょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について10

 

さて、今回の食育の話はここまで。

では次回も食育についてお話しましょう。

 

ではまた。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院


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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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