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だ液について その1

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回は口臭について4回シリーズでお話ししました。

今回は口臭の原因にも大きな関わりを持つ

『だ液』についてお話ししましょう。

 

生まれたときから、常にお口の中にあるだ液。

そんなだ液は、お口の健康状態をチェックするのに大きな役割を持ちます。

しかしお口の健康状態だけでなく、近年では人間の健康にも

大きな役割を果たしていることが様々な研究によって

明らかになってきました。

 

だ液には『サラサとしただ液(漿液性だ液)』と

『ネバネバとしただ液(粘液性だ液)』の2種類ございます。

口腔内には『唾液腺(だえきせん)』が複数あり、

・耳下腺

・顎下腺

・舌下腺

が、三大唾液腺と呼ばれています。

他にも唇の裏や上あごに多数分布する

・小唾液腺

があり、それぞれの部位から分泌されるだ液によって

サラサラしているのか、ネバネバしているのか違いが現れます。

 

上記2種類のだ液にはそれぞれ異なった成分と働きがあり、

食事時など刺激を受けたときに分泌されるだ液(反射だ液)と

そうでないときのだ液(安静時だ液)ではサラサとネバネバの割合が異なり、

反射だ液では安静時だ液に比べてサラサの割合が多くなります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_唾液腺

 

 

【消化吸収を助け、体内の働きをサポートするサラサラだ液】

だ液の分泌は自律神経によってコントロールされています。

サラサラだ液は自律神経の一つである副交感神経のコントロールで

リラックスしているときに分泌されやすくなっています。

このサラサラだ液は食事時に多く分泌され、だ液に含まれるアミラーゼで

でんぷんを分解する消化酵素が多く含まれており

口腔内での消化作用が働くことによって食べ物を湿らせて

飲み込みやすくします。

そして口腔内を洗浄して中世に保つ性質があります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_唾液1

 

 

【お口を通って侵入してくる細菌と戦い、健康を守るネバネバだ液】

ネバネバだ液の分泌は、主に緊張したときに働く

交感神経でコントロールされています。

交感神経も自律神経の一つで、緊張状態やイライラしているときに

分泌されやすい特徴があります。

例えば会議での発表などで緊張感から強いストレスを感じ

お口の中が粘つくことがありますが、

それはネバネバ唾液の働きによって作用しています。

ネバネバ唾液の成分には細菌を絡めとり

体内への侵入を防ぐほか、口腔内の粘膜を覆うことにより

粘膜が傷つくことを防いだり、粘膜の保湿を行うなどの作用があります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_唾液2

 

 

今回サラサラだ液とネバネバだ液の2種類のだ液について

お話ししましたが、リラックスした環境を増やすことで

サラサラだ液を多く分泌できる環境を心がけましょう。

 

今回の『だ液』についてのお話はここまで。

次回はお口だけでなく身体の様々な場所で健康を保つために

大きなパワーを発揮する『だ液のチカラ』についてお話ししましょう。

ではまた。

 

訂正:学術秘書様から、ムチンという間違った表記についてのご指摘があり、

はじめて植物にムチンは無い(発見されていない)ということがわかりましたので、

訂正をさせて頂きます。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院