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食育と子供の健康について その4
こんにちは
にいみ歯科医院です。
今回も前回に引き続き食育についてお話しましょう。
この当院のブログでもよく話題に出ます
「しっかり、ゆっくりとよく噛んで食べる」という習慣。
この習慣は大人に限ったことではなく子供たちの食育でも大切なことです。
子供の頃からよく噛んで食べる習慣が大切なのは虫歯にならないためでもありますが
よく噛むことによってアゴや歯ぐきが鍛えられ丈夫になります。
そして唾液の分泌がよくなり、口の中の病気の予防にもなり消化も助けます。
また、食事量が少なくても満足感が得られ、生活習慣病の中でも
肥満や糖尿病の予防にも繋がります。
しっかりとよく噛むことの8大効用として
・肥満を防ぐ
・味覚の発達を促す
・発音をはっきりさせる
・脳の働きを活発にする
・歯の病気を防ぎ、口臭を少なくする
・ガンを防ぐ
・胃腸の働きを促進する
・全身の体力向上とストレスの解消
が考えられます。

この肥満を防ぐに代表される肥満は生活習慣病へと繋がる恐れもあり
子供にも生活習慣病になる可能性があります。
子供の食生活で「食べ方」が早い早食いや、噛まずに丸のみするような食べ方は
小児肥満の原因となります。
子供の頃からしっかり噛んでゆっくり食べる習慣を身につけることが大切です。
このしっかりとゆっくり噛むことの実践のヒントとして
・食べ物を一口入れたら箸をおいて、いつもより5回多く噛むようにしましょう。
目標は一口30回噛むことです。
・カレンダーや日記に食事ごとにしっかり噛んで食べられたら◎印をつけます。
少しずつ◎印を増やすように努力するのも良い方法のひとつです。
バランスの良い食事を美味しく、しっかりと噛むためには、自分の歯を
健康に保つことが重要です。
このように話してきた生活習慣病は肥満等だけではなく
むし歯も生活習慣病のひとつと考えられます。
歯に付着したむし歯菌は糖分を分解して酸を作り、この酸が歯の表面の
カルシウムなどのミネラル成分を溶かしはじめます。
これを脱灰(だっかい)といいます。
ただ一旦溶け出した歯のミネラル成分も歯の表面の酸がだ液などによって
洗い流されると、徐々にだ液中のカルシウムなどが再び取り込まれて
元に戻ります。これを再石灰化(さいせっかいか)といいます。
食後に十分時間がとれていれば、だ液の修復力が働きますが
いつも口の中に食べ物がある状態では溶け出すミネラル成分の方が多くなり
歯はだんだん溶けて穴があき、そしてむし歯になってしまうのです。
間食が多い子供は口の中に食べ物がある時間が多くなってしまうため
むし歯になってしまう可能性が間食の少ない子供よりも高くなってしまいます。
なので間食もほどほどにすることが大切となってきます。

規則正しい食生活で、なおかつしっかりとゆっくりとよく噛んで
食事をすることはだ液の修復力を活用するためにも重要なことなのです。
子供たちの食事、特に食べ方もしっかりと見守って行きましょう。
さて、今回の食育の話はここまで。
では次回も食育についてお話しましょう。
ではまた。
三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院