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お口から始まる〝老化の予防”

口の健康が生活習慣病を防ぎます!

近年、お口の状態が、身体の病気・老化・健康寿命の延伸などと密接に関わっていることが分かってきました。虫歯や歯周病は、歯だけのトラブルではありません。慢性炎症や細菌・毒素の供給源となって、血流を介し身体にも害を及ぼします。
病気を防ぎ、さらに、老化を予防するため、皆さんに知っていただきたいことをお伝えします。

 

①歯肉に炎症があると心臓を悪くする。

歯肉炎・歯周炎は、日本人の成人のほとんどが経験している代表的な慢性炎症です。
がん・心臓病・脳卒中などの生活習慣病の発症進行には、この慢性炎症が大きく関わっていることが分かってきています。慢性炎症が、周りの血管にダメージを与え、がんや動脈硬化を引き起こすと考えられています。

②噛む機能を回復すると糖尿病や肥満などの生活習慣病のリスクを減らすことができる。

歯が無くなってしまい、入れ歯を作製しても痛かったり、めんどくさくなったり、などの理由でつけなくなってしまう方がいます。入れ歯をつけないと、お口の中にも様々な問題がでてきますが、身体にも問題がでてしまうことがあります。
特に、奥歯を失うと噛む機能が低下して、咀嚼力を要求される多くの食品の摂取が難しくなります。一方で、カレーやうどんなど、一見食べやすい、高カロリー低栄養食を食べる機会が増えてしまうことが多々あります。結果として骨格筋量の減少や、糖質代謝の悪化などの生活習慣病の下地をつくってしまうのです。
その為、噛む機能を回復することが生活習慣病の重症化予防になるのです。
また、歯がない人は認知症になりやすいとも言われています。噛むことで脳は刺激を受け、脳の活動を活性化します。


③お口の中が不潔だと肺炎になることがある。

高齢者では、誤嚥によって誤嚥性肺炎になることがあります。
誤嚥は、むせのようにはっきりわかるもののほか、気づかないうちに増殖した細菌を含唾液が、気道から肺に侵入することがあります。肺に、肺の異物処理能力を超えた細菌が入ると、肺炎を引き起こしてしまいます。また、口の中の血管から入った細菌が血流によって肺に到達し、肺炎を起こしているということが分かっています。特に、高齢の方や、免疫力の落ちている方は、誤嚥性肺炎を防ぐためにも、特に口の中を清潔にしておく必要があります。

このように、お口の中に問題があると認知症、生活習慣病(脳血管疾患、糖尿病など)、誤嚥性肺炎など身体の病気まで問題につながることがあります、健康長寿のためには、歯科で定期的なメインテナンスやケアを受ける時間を作ることが大切です。

 

三重県四日市市いみ歯科 歯科医師 敦司