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高齢者の歯とお口のケア

●健康長寿のためには「口腔健康管理」がキーワード

高齢になると、歯とお口の機能が若いときとは変化してくることを説明しました。

変化に対応するためには、より一層の口腔健康管理が重要になります。

 

・セルフケアにプロのケアをプラス

 自分で毎日行うセルフケアと歯科医師や歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルケアを

 併せて行うことが、健康寿命を延ばすことにもつながります。

 歯とお口の機能は、年を重ねるうちに変化していくものと認識して、変化に応じた

 生涯にわたる歯とお口の健康管理を積極的に行いましょう。

 

・セルフケアで歯垢のお掃除

 セルフケアは、フッ素入りの歯みがき剤を使用したブラッシングと、

 デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間ケアが基本です。

 ブラッシングは毎日朝晩2回、食後に行うのが理想です。

 また歯ぐきがやせてきて、根元のすき間が広がってきた場合は、歯間が汚れやすくなります。

 細菌のすみかである歯垢のつきやすい場所を中心に、歯の根元のみがき残しに注意し、

 状況に応じた歯間ケアも積極的に行いましょう。

 

・入れ歯もお手入れしましょう!

 入れ歯も汚れがつきます。汚れが残ると歯石がつき、雑菌が増えて、

 入れ歯の材料内部に蓄積します。清掃不十分な入れ歯は、口臭や残っている歯の

 むし歯の原因になります。毎食後、必ず入れ歯を水で洗い、うがいをしましょう。

 1日1回は専用ブラシを使って、汚れをしっかり落とすことも必要です。

 部分入れ歯でも総入れ歯でも、お口のケアは不可欠です。特に部分入れ歯を

 使用している場合は、入れ歯を支えてる歯の周囲に汚れがつきやすいため、

 丁寧に歯をみがくことも心がけましょう。

 

・プロのケアはかかりつけ歯科医で受けましょう!

 日常のセルフケアだけでは、歯のトラブルを完全に防ぐことはできません。

 困ったときにいつでも気軽に相談できるかかりつけ歯科医を決めておきましょう。

 かかりつけ歯科医は、それまでの治療履歴を把握し、年齢と経過に応じた対応と

 アドバイスをして、継続して管理してくれます。