にいみ歯科ブログ

5月のキャンペーンのお知らせ 

2023年4月28日 (金)

こんにちは 5月のキャンペーンのお知らせをいたします。

にいみ歯科医院をご予約頂いて

初めてご来院いただいた方(初診の患者様)に

オリジナルノベルティをお渡しいたします。

「虫歯になっているけど治療が怖いな」「久しぶり行くけど痛いのかな?」

歯医者に行くのって勇気がいりますよね。そんな方にもっと歯医者を身近に

感じていただけるようにスタッフ一同笑顔でお迎えします。

お困りごと、治療のことお気軽にご相談ください。

 


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インプラントの寿命とは?

2023年4月26日 (水)

歯科治療の進歩により、歯の欠損部分を補うために用いられる治療法には、インプラント治療があります。本記事では、インプラントの寿命について考察していきます。

【インプラントの寿命とは?】

インプラント治療は、人工歯根を骨に埋め込むことで、天然歯に近い咀嚼感を得られる治療法です。一般的に、インプラント治療は、人工歯根の寿命が10年以上、それ以上の場合もあるとされています。ただし、インプラントの寿命は、個人差があり、保管方法や使用状況によっても異なる場合があります。

また、インプラント治療は、寿命を延ばすために適切なメンテナンスが必要です。インプラント周囲の歯肉炎や骨粗鬆症、咬合不良などの合併症が発生すると、インプラントの寿命が短くなることがあります。そのため、定期的な検診やクリーニング、適切な歯磨きやケアが重要です。

【インプラントの寿命を延ばす方法】

インプラントの寿命を延ばすためには、以下の点に注意することが大切です。

  1. 正しい歯磨き:歯垢や歯石が付着すると、インプラント周囲の歯肉炎や歯周病が進行し、インプラントの寿命が短くなります。インプラント周囲の歯磨きや、歯間ブラシでの清掃を定期的に行いましょう。
  2. 食事の改善:硬い食べ物を噛み続けると、インプラント周囲の骨に負荷がかかり、骨密度が低下することがあります。柔らかい食べ物や食事のバランスを調整することで、インプラントの寿命を延ばすことができます。
  3. 定期的な検診・クリーニング:インプラント治療後も、定期的に歯科医院での検診やクリーニングを受けることで、インプラント周囲の状態を確認し、寿命を延ばすことができます。歯科医師による専門的なメンテナンスが必要なため、定期的な歯科検診を受けることが重要です。
  4. 喫煙や álcohol の過剰摂取の制限:タバコや álcohol によって、歯周病が悪化することがあります。歯周病はインプラントの寿命を縮める原因となるため、禁煙や álcohol の過剰摂取の制限を行うことが大切です。
  5. 義歯への移行:インプラントの寿命が来た場合、インプラントを取り外し、義歯への移行を検討することがあります。義歯は、インプラントとは異なる治療法ですが、個人の歯の状態に合わせて治療を行うことで、歯の機能や見た目を回復することができます。

【まとめ】

インプラント治療は、人工歯根を骨に埋め込むことで、天然歯に近い咀嚼感を得られる治療法です。一般的に、インプラントの寿命は10年以上であり、個人差がありますが、適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことができます。正しい歯磨きや食事の改善、定期的な検診・クリーニング、喫煙や álcohol の過剰摂取の制限、義歯への移行を検討することなどによって、インプラントの寿命を延ばしましょう。治療前には、歯科医師と十分に相談し、自身に適した治療法を選ぶことが大切です。


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インプラントと入れ歯:それぞれの特性と違いを理解する

2023年4月10日 (月)

歯を失ったとき、その補填方法としてインプラントと入れ歯が一般的に考えられます。しかし、これら二つはどのように違うのでしょうか?この記事では、インプラントと入れ歯の基本的な特性とその違いについて詳しく解説します。

インプラントとは何か?

インプラントは、失った歯を人工的に補う治療法で、顎骨に直接インプラント体を埋め込みます。この治療法は、自然な見た目と機能を提供する一方で、手術が必要であるため、感染リスクや手術後の痛みなどのリスクも伴います。

入れ歯とは何か?

一方、入れ歯は取り外し可能な人工の歯で、特に手術は必要ありません。入れ歯は、部分的な歯の欠損や全ての歯の欠損を補うことができます。しかし、取り外し可能であるため、食事中の安定性や話すときの快適さに問題が生じることもあります。

インプラントと入れ歯の主な違い

インプラントと入れ歯の主な違いは、手術の必要性、費用、そして寿命と耐久性です。インプラントは手術が必要で、費用も高くなりますが、寿命が長く、耐久性に優れています。一方、入れ歯は手術が不要で費用が比較的低いですが、寿命は短く、定期的な調整や交換が必要となります。

よくある質問:インプラントと入れ歯について

インプラントと入れ歯、どちらがいいの?

  • これは患者の口腔の状態、生活スタイル、予算などによります。具体的なアドバイスを得るためには、信頼できる歯科医師と相談することが最善です。

インプラントと入れ歯の費用はどれくらい違う?

  • インプラントは手術が必要で、高額な費用がかかることが一般的です。一方、入れ歯は手術が不要で、費用は比較的低いです。

**インプ- インプラントと入れ歯の寿命はどれくらい?

  • インプラントは適切なケアを行えば20年以上持つことがありますが、入れ歯は5-10年程度で交換が必要となることが一般的です。

まとめ

インプラントと入れ歯は、それぞれに特性と利点、欠点があります。インプラントは自然な見た目と感覚、長い寿命を提供しますが、手術が必要で費用も高くなります。一方、入れ歯は手術が不要で費用が比較的低いですが、取り外し可能であるため、安定性に問題が生じることもあります。どちらを選ぶべきかは、患者の口腔の状態、生活スタイル、予算などによります。具体的なアドバイスを得るためには、信頼できる歯科医師と相談することが最善です。


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インプラントと安全性について

2023年3月22日 (水)

歯科治療の進歩により、歯の欠損部分を補うために用いられるインプラント治療が注目されています。しかし、インプラント治療に関しては安全性についての不安があります。本記事では、インプラント治療における安全性について考察していきます。

【インプラント治療とは】

インプラント治療とは、歯を支える骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける方法です。歯の欠損部分を補うために使用され、歯の見た目だけでなく噛む力も回復するため、歯科治療の一つとして注目されています。

【インプラント治療の安全性について】

インプラント治療に関して、安全性についての不安があります。具体的には、手術時の痛みや出血、治療後の痛みや感染症などが問題視されています。しかし、現代の医療技術の進歩により、インプラント治療におけるリスクは低減されています。

手術時の痛みや出血に関しては、麻酔の進歩によりほとんど感じることはありません。また、インプラントの素材や形状も改良され、手術後の治癒期間が短くなり、痛みや腫れも軽減されています。

治療後の感染症に関しては、手術前の適切な検査や手術時の衛生管理などが行われることにより、リスクを低減することができます。また、治療後の定期的なメンテナンスや自己管理も重要です。

【インプラント治療のリスクとメリット】

インプラント治療には、リスクとメリットがあります。リスクとしては、手術時の痛みや出血、治療後の感染症、手術に伴うリスク(例えば、骨の損傷や神経損傷)などが挙げられます。また、インプラント治療には費用がかかることもあります。

一方、メリットとしては、インプラント治療によって自然な噛む力を取り戻すことができるたり、見た目が自然であることや、噛み合わせの安定性が向上することなどがあります。また、インプラント治療には、ブリッジなどの他の歯科治療と比べて歯を削る必要が少なく、周囲の歯に対する負担が少なくなるというメリットもあります。

【インプラント治療の安全性を高める方法】

安全性を高めるためには、以下の点に注意する必要があります。

  1. 適切な検査を受けること:手術前には、レントゲン検査やCT検査などを受け、骨の状態や神経の位置などを把握しておく必要があります。
  2. 手術時の衛生管理:手術前には、手術用具や手術場所などの衛生管理を徹底することが重要です。
  3. 医師の適切な技術:インプラント治療は高度な技術を要するため、経験豊富な医師に治療を受けることが重要です。
  4. 治療後の定期的なメンテナンス:治療後には、定期的なメンテナンスを受けることが必要です。また、自己管理も重要です。

【まとめ】

インプラント治療は、歯の欠損部分を補うために注目されている治療法ですが、安全性についての不安もあります。しかし、現代の医療技術の進歩により、リスクは低減されています。適切な検査や手術時の衛生管理、経験豊富な医師による治療、治療後の定期的なメンテナンスや自己管理など、安全性を高めるためには様々な方法があります。治療を受ける前には、医師としっかりと相談し、安全に治療を受けることが大切です。


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インプラント治療で美しい前歯を手に入れよう

2023年3月22日 (水)

歯科治療の進歩により、歯の欠損部分を補うために用いられるインプラント治療が注目されています。特に前歯の欠損に対して、インプラント治療が有効な治療法として認知されています。本記事では、インプラント治療によって美しい前歯を手に入れる方法について考察していきます。

【前歯の欠損による影響】

前歯が欠損していると、見た目だけでなく咀嚼機能も損なわれてしまいます。また、歯並びのバランスが崩れることで、周囲の歯に負担がかかることもあります。さらに、歯周病や虫歯などが進行するリスクも高まります。

これらの問題を解決するために、前歯の欠損部分にはインプラント治療が有効です。インプラント治療によって、自然な噛む力を取り戻すことができるため、生活の質が向上します。

【インプラント治療で美しい前歯を手に入れる方法】

インプラント治療で美しい前歯を手に入れるためには、以下の手順が必要です。

  1. 検査と診断:インプラント治療に適しているかどうかを検査し、診断を行います。歯科医師による口腔内の検査や、レントゲン検査、CT検査などが必要です。
  2. インプラントの挿入:手術を行い、人工歯根を骨に挿入します。手術は麻酔を使用するため、ほとんど痛みを感じることはありません。
  3. 人工歯の取り付け:人工歯根が骨と一体化した後、人工歯を取り付けます。人工歯は自然な見た目になるように作られているため、周囲の歯と調和して自然な笑顔を取り戻すことができます。

【注意点】

インプラント治療には注意点もあります。手術後には、治癒期間中は硬い食べ物や熱い飲み物を避ける必要があります。また、手術後には腫れや痛みが生じることがあります。手術前には、医師と相談し、自身に適した治療法を選ぶことが重要です。

また、インプラント治療は高額な治療費がかかる場合があるため、費用面も注意が必要です。保険が適用されない場合が多く、自己負担が必要になることもあります。

【まとめ】

前歯の欠損部分には、インプラント治療が有効です。インプラント治療によって、自然な噛む力を取り戻すことができ、生活の質が向上します。しかし、手術後には腫れや痛みが生じることがあり、治癒期間中には注意が必要です。また、治療費が高額になる場合があるため、費用面にも注意が必要です。自然な見た目と機能性を両立するために、インプラント治療を受ける前には、医師と十分な相談を行い、自身に適した治療法を選ぶことが大切です。


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インプラント治療の痛み:知っておきたい5つのこと

2023年2月24日 (金)

みなさん、こんにちは。

今日は、インプラント治療における痛みについてお話したいと思います。インプラント治療は、失った歯を取り戻すために有効な方法の一つですが、「痛みがあるのでは」という心配もありますよね。そこで今回は、インプラント治療における痛みに関するポイントを5つご紹介します。

インプラント手術の痛み

インプラント手術は、局所麻酔を用いて行われます。このため、手術中の痛みはほとんど感じません。しかし、麻酔が切れた後、腫れや痛みが現れることがあります。通常、痛みは手術後1週間以内に緩和されますが、個人差がありますので、適切な痛み止めを処方してもらいましょう。

インプラント手術後の腫れ

手術後の腫れは、手術部位の炎症によるもので、通常は3日から7日ほどで引いていきます。氷嚢を使った冷却療法や、医師が処方する抗炎症薬を服用することで、腫れを軽減できます。

骨結合期間中の痛み

インプラントの骨結合期間中は、通常、痛みはほとんどありません。ただし、インプラントが適切に骨と結合していない場合や、感染が発生した場合などは、痛みが続くことがあります。そのような症状がある場合は、すぐに歯科医師に相談してください。

仮歯やインプラント冠の痛み

インプラント治療の最終段階で、仮歯やインプラントクラウンを装着する際、患者さんは歯の噛み合わせの調整や違和感を感じることがあります。この痛みは通常、数日から数週間以内に緩和されます。しかし、痛みが続くようであれば、歯科医師に相談してください。

インプラント治療後の痛みと対処法

インプラント治療が終了した後も適応期間が必要で、当初は軽い痛みや違和感を感じることがあります。これらの症状は通常、数日から数週間かけて徐々に改善されます。以下に、インプラント治療後の痛みや不快感に対処する方法をいくつかご紹介します。

  • 痛み止め: 医師が処方する痛み止めを適切に使用しましょう。ただし、痛み止めは長期間の使用には向いていないため、痛みが長引く場合は歯科医師に相談してください。
  • ソフトな食事: 治療直後は、柔らかい食べ物やスープなどのソフトな食事を摂取し、噛む力に負担をかけないようにしましょう。
  • 口内衛生: インプラント周辺の清潔さを保ち、感染や炎症を予防することが重要です。適切なブラッシングやフロスを使用し、定期的な歯科検診を受けましょう。
  • ストレス軽減: ストレスが痛みを増幅させることがありますので、リラックスする方法を見つけて、ストレスを軽減しましょう。

インプラント治療は、確かに痛みを伴うことがありますが、適切なケアと対処法で、その痛みを最小限に抑えることができます。 治療を受ける前に、歯科医師と十分に相談し、痛みに対する不安や心配を解消しておくことが大切です。インプラント治療が成功すれば、美しい笑顔と機能性のある歯を取り戻すことができるでしょう。


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インプラント治療のメリットを徹底解説!1500文字で知るべきポイント

2023年2月10日 (金)

こんにちは!

本日は、インプラント治療にまつわるメリットを徹底解説します。

インプラント治療とは、失った歯を人工の歯で補う方法ですが、どんなメリットがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、インプラント治療のメリットに焦点を当て、1,500文字程度でお伝えしていきます。

自然な見た目と機能性

インプラント治療の最大のメリットは、その自然な見た目と機能性です。インプラントは歯ぐきの中に埋め込むため、自分の歯と見分けがつかないほど自然な見た目にすることができます。また、噛み合わせや咀嚼機能も天然歯に近いものとなり、食事や会話もスムーズに行えるようになります。

長持ちする

歯科インプラントは、適切なケアとメンテナンスを行うことで、長期間持続すると言われています。一般的には10年以上の寿命がありますが、中には20年以上も持つケースもあるため、一度の治療で長く安心して使えるのが魅力です。

隣の歯を削らなくて良い

従来の入れ歯やブリッジ治療では、隣の歯を削って支えとすることが一般的ですが、インプラント治療では、隣の歯を削る必要がありません。そのため、健康な歯を維持しながら失った歯を補うことができます。

骨の吸収を抑制

歯を失うと、その部分の顎骨が徐々に吸収されてしまいます。しかし、インプラントは顎骨に直接埋め込まれるため、自然な歯のように骨に刺激を与えることができます。これにより、骨の吸収を抑制し、顔の形が変わるのを防ぐ効果があります。

高い成功率

インプラント治療は、適切な手術手技と術後のケアが行われれば、高い成功率が期待できます。一般的には90%以上の成功率が報告されており、適切な状況で行われると、安心して治療を受けることができます。ただし、喫煙や全身の疾患、口腔内の炎症などがある場合は、成功率が低下することがあるため、事前に歯科医師と相談して、適切な対策を立てることが重要です。

クオリティ・オブ・ライフの向上

インプラント治療を受けることで、自然な歯のような見た目や機能性を手に入れることができます。これにより、食事や会話がストレスなく楽しめるようになり、自信を持って人と接することができるようになります。結果として、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)が向上し、日常生活が充実したものになります。

インプラントの種類が豊富

インプラント治療には、さまざまな種類のインプラントが存在し、患者さんの口腔内の状況や要望に応じて選択することができます。例えば、顎骨が薄い場合や骨の量が少ない場合に適したショートインプラントや、短期間で治療を完了させたい方に適した即時インプラントなど、多くのオプションが提供されています。

カスタマイズ可能

インプラント治療では、歯科技工士が患者さん一人ひとりの口腔内の状況に合わせて、オーダーメイドの人工歯を作成します。そのため、自分の歯に最も近い形や色を再現でき、理想的な見た目や機能性を実現することが可能です。

まとめ

インプラント治療は、自然な見た目と機能性、長持ちすること、隣の歯を削らなくて良いこと、骨の吸収を抑制する効果、高い成功率、QOLの向上、豊富な種類のインプラント、カスタマイズ可能性など、多くのメリットがあります。 ただし、インプラント治療は費用が高く、保険適用外であることが多いため、治療費用や自身の口腔内の状況を考慮して、歯科医師と相談しながら、適切な治療方法を選択することが重要です。 また、インプラント治療は術後のケアが大変重要で、適切なブラッシングや定期的な歯科受診が欠かせません。治療後も口腔ケアを怠らないようにしましょう。 インプラント治療は技術が進歩し続けており、さらに安全性や効果が高まることが期待されています。 最新の情報を常にチェックし、治療の選択肢を広げることで、より良い治療結果が得られるでしょう。 最後に、インプラント治療を検討している方は、経験豊富で信頼できる歯科医師を選ぶことが大切です。 事前に医師と十分なカウンセリングを行い、自分に合った治療計画を立てることで、安心してインプラント治療を受けることができます。 これでインプラント治療のメリットについての解説を終わります。 失った歯を補う方法として、インプラント治療がどのようなメリットがあるのか理解できたでしょうか。インプラント治療は、多くの人にとって素晴らしい選択肢となり得るので、ぜひ検討してみてください。


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治療したインプラントのぐらつきの原因とは?対処法はありますか!?

2023年1月27日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

インプラントは天然の歯と異なり、顎の骨と結合するため動くことはありません。しかし、インプラント周囲炎や被せ物が消耗してしまった場合は揺れてしまうこともあります。そのまま放置してしまうと思わぬトラブルに発展してしまうことも。今回はインプラントがぐらぐらする原因と対処法も併せて解説します。

 

インプラントがぐらぐらする3つの原因

インプラントが揺れてしまう原因には以下のことが挙げられます。

 

  • ネジが緩んでいる
  • インプラント周囲炎に罹患している
  • 被せ物に不具合が起きている

 

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

 

ネジが緩んでいる

インプラントは主に人工歯根の代わりになる「インプラント体」と歯の代わりになる「人工歯」、それらを結合する「アバットメント」の3つの部品からなります。なおインプラントとアバットメントはネジで締めて固定するもので、歯ぎしりや食いしばりによって緩むこともあります。また人工歯とアバットメントはネジで固定するタイプと接着剤で固定するタイプがあり、ネジが緩んでしまったり接着剤が剥がれてしまうと揺れる可能性があります。

 

インプラント周囲炎に罹患している

セルフメンテナンスや歯科医院でのメンテナンスを怠ってしまうとインプラントが歯周病になることもあります。初期の段階ではインプラント周囲の歯ぐきが炎症を起こす「インプラント周囲粘膜炎」と呼ばれている状態で腫れや出血を伴いますが、進行するとインプラント周囲まで影響が及んでしまい「インプラント周囲炎」になります。この状態になるとインプラントを支えている骨が溶けてしまうため揺れや脱落してしまうこともあります。

 

被せ物に不具合が起きている

先述したとおり、インプラントと被せ物はネジで固定するものと接着剤で固定するものがあります。被せ物とアバットメントのネジが緩んでしまった場合、インプラントが揺れているように感じることがあります。また接着剤が剥がれてきたときも同様に感じるでしょう。

 

インプラントがぐらぐらするときの対処法

インプラントが揺れている場合、速やかに施術を受けた歯科医院に相談しましょう。これはインプラントと被せ物の間のネジが緩んでいたりアバットメントのネジが緩んでいたりする場合、施術した以外の歯科医院では締める器具がない可能性があるためです。なおインプラント周囲炎で揺れている場合はインプラントを除去しなければならないこともあります。

 

まとめ

今回はインプラントが揺れる原因とその対処法について紹介しました。原因にはネジの揺れや接着剤の劣化、インプラント周囲炎に罹患していることが考えられます。揺れを感じる場合は速やかに歯科医師に相談し、適切な処置を受けることが望ましいです。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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インプラント歯科治療のデメリットとは?

2023年1月13日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

何かしらの理由で歯を失ってしまった場合、歯を補う方法の一つにインプラント治療が挙げられます。しかしインプラントは外科処置が必要なため、誰でも受けられる治療ではありません。インプラント治療を受けられない方を解説します。

 

インプラント治療を受けられない方

 

以下の項目に当てはまる方は、インプラント治療を受けられない可能性があります。

・成長期の方

・骨粗鬆症に罹患している方

・糖尿病に罹患している方

・金属アレルギーを持っている方

・放射線治療を行っている方

・重度の歯周病に罹患している方

それぞれ詳しく解説します。

 

成長期の方

インプラントは顎が成長している最中の若年層は受けられません。個人差はありますが、顎の成長はおおよそ20歳頃まで続いています。そのためインプラント手術が行えるのは20歳頃からとなります。

 

骨粗鬆症に罹患している方

インプラントの手術は顎の骨にネジを埋める手術が必要となります。そのため骨粗鬆症に罹患しており、ビスホスホネート製剤を服用しているまたは注射をしている方はインプラント治療を行えません。その理由はビスホスホネート製剤は顎骨壊死を引き起こす可能性があるとされており、インプラント治療では禁忌となっています。

 

糖尿病に罹患している方

糖尿病に罹患している方はインプラント手術時のリスクとインプラント治療の成功を妨げるリスクがあります。

 

糖尿病に罹患しておりインプラント手術を受けた場合、考えられるリスクは術中に低血糖症が起きる可能性があることです。また術後に起こる可能性がる高血糖は、術部の傷の治りが悪くなりインプラント手術の成功を妨げてしまいます。

 

金属アレルギーを持っている方

インプラントに使用する素材はチタンが多いですが、まれに金属アレルギーを引き起こす可能性があります。金属アレルギーをお持ちの方は術前に金属アレルギーの有無を確認することが大切です。また、金属アレルギーを持っていない方でも体内に金属がある限り突然アレルギーを発症することもあります。

 

放射線治療を行っている方

放射線治療を行っている方は、インプラント手術に限らず外科処置は慎重に行うことが大切になります。放射線治療中はお口の中が炎症を起こしやすい状態になっており、骨髄炎を生じる可能性があります。

 

重度の歯周病に罹患している方

重度の歯周病に罹患している方はインプラント前後に歯周治療を必要とします。しかし、インプラント前の歯周治療で改善が見込めない場合は、インプラント治療を受けられない可能性があります。

 

重度歯周病に罹患してい方が術前に歯周病治療を受けずインプラントを行うと、短期間のうちにインプラント周囲炎になり、インプラントが脱落することがあります。

 

まとめ

インプラント治療は歯を失ったときに補う方法として良い方法ですが、ご自身の健康状態によってインプラント手術を受けられない可能性もあります。

 

インプラント手術を希望される方は、歯科医師とよく相談してから適切な治療方法を選択しましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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インプラントに寿命はある?|インプラントの寿命を縮めてしまう原因

2022年12月23日 (金)

インプラント手術を希望しているけれど、寿命が気になる方も多いのでは?

 

インプラントはメンテナンスや、セルフケアを怠らず受けることで長く使用できます。今回はインプラントの寿命と寿命を縮めてしまう原因について解説します。

インプラントの10年生存率は約90%以上

研究ではインプラントの10年生存率は、約90%と報告されています。個人差はありますが、目安として平均寿命は10〜15年以上といわれています。なかには30〜40年以上と長持ちするケースもあります。

 

10年経っても約90%の方がインプラントを問題なく使用していることから、平均寿命は10年よりも長いと考えられます。

インプラントの寿命が短くなる2つの原因

インプラントの寿命が短くなる原因に「噛み合わせの問題」と「メンテナンスをしていない」が挙げられます。

噛み合わせの問題

歯ぎしりやくいしばりなどインプラントに強い力がかかると、埋入したインプラントや、アバットメントが緩くなたり、被せ物が欠けてしまったりと寿命を縮める原因となります。

 

対策は就寝時に装着するナイトガードで、インプラントを守ることができます。

 

またインプラントは骨と直接結合しているため、血液の供給がありません。そのため噛む力が強いと感染症になりやすく、炎症が起きやすいとされています。

メンテナンスをしていない

インプラントはメンテナンスが非常に大切です。インプラントと歯肉の間に汚れが蓄積したまま放置すると、インプラントの歯周病になる可能性が非常に高くなります。

 

インプラントの歯周病は「インプラント歯周粘膜炎」と呼ばれ、重症化すると「インプラント周囲炎」になり、骨に炎症を起こします。このような状態になると、インプラントが脱落する原因となります。

 

セルフケアも非常に大切ですが、メンテナンスは自分では落とせない汚れをしっかり落とします。メンテナンスは怠らないようにしましょう。

インプラントの寿命を長持ちさせるコツ

インプラントの寿命を長くするコツは、定期的なメンテナンスとセルフケアが非常に大切です。また使用していて違和感があれば、すぐに歯科医院に相談することも寿命を長くするコツです。

定期的なメンテナンス

歯科医院の定期的なメンテナンスでは、クリーニングのほかにレントゲン撮影を行いインプラントを支えている骨の量を見ます。

また噛み合わせの確認を行い、問題があれば噛み合わせの調整をします。

 

特殊な器具で着脱可能なインプラントの場合、アバットメントや被せ物の緩みを締め直すことができます。

 

メンテナンスはインプラントだけではなく、お口全体をチェックします。そのため残った歯の健康を守るためにも、必ず定期的なメンテナンスを行いましょう。

しっかりとセルフメンテナンス

セルフメンテナンスは自分で行うメンテナンスです。最終的な被せ物を入れた後、歯科医師や歯科衛生士から歯磨き指導を受けます。

 

インプラントは歯ブラシや歯間ブラシ、フロスといった道具を使用して汚れをしっかり落とす必要があります。

 

難しいからと諦めずに歯間ブラシやフロスを使いこなし、毎日汚れを落とすことで、寿命を伸ばす可能性が高くなります。

まとめ

インプラントの平均寿命は10〜15年と非常に高いです。長持ちさせるには、定期的なメンテナンスとしっかりとセルフケアを行うことで長持ちする可能性が高くなります。

 

また違和感や異変を感じたら、次のメンテナンスまで我慢をするのではなく、すぐにインプラント手術を受けた歯科医院に連絡をしましょう。


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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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