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お子さまの歯とお口の健康を守るためにママさん、パパさんがするべきこと・その1
こんにちは
歯科衛生士の河内です。
当院では小さなお子様をお連れになったママさん、パパさんも
たくさん来院されます。
ある日、自分のお子様に歯が生え始めたり、
乳歯から永久歯に生え変わるといった変化に
気づくと子供の成長を実感できますね。
そんなママさん、パパさんからもよくお子様の歯について
質問されることもありますので
今回のブログでは数回にわたって
お子様の歯についてのお話をします。
今回のテーマは『子供の歯が生え始めた時にまず気をつけることは?』です。

まず子供の歯(乳歯)は生後6か月ぐらいから歯が生え始めます。
歯が生え始めることを『萌出』といいます。
最初は下の前歯から萌出し、2歳半頃には20本の乳歯が生え揃います。
乳歯が萌出してきたら、すこしずつ歯磨きの練習を始めていきましょう。
歯が萌出しはじめた赤ちゃんも、もちろん歯磨きが必要になりますが
そんな赤ちゃんのお口の中に歯ブラシが入ることは、
赤ちゃんにとってお口の中に食べ物以外の異物が入ることで、
まだ慣れていません。
だからグズったりすることもあります。
最初は少しずつスキンシップをしながら
赤ちゃんの口周りの筋肉を刺激し
徐々に慣れさせることで、歯磨きが生活の一部になるように
習慣づけをすることが大切です。

また、乳歯は永久歯に比べてると歯の質がやわらかいので、
むし歯になりやすいこともあります。
そのため、むし歯菌をお子様に移さないようにすることも大事です。
むし菌菌は唾液を介して感染します。
約1歳半~2歳半くらいまでの間が一番移りやすい時期といわれています。
大人と同じ箸やスプーンを使用したり、
過度なスキンシップにも気を付けてください。
なによりもママさん、パパさんご自身がお口のケアをすることが
一番重要です。
食生活に関しては、食べる時間を決めてダラダラと間食をしないように
気をつけて下さい。
今回のお話はここまで。
次回のテーマは『大人と子供の歯と歯ぐきの違い』について
お話します。

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院
歯科衛生士:河内妙子