にいみ歯科ブログ

毎日、グレープフルーツを2個ずつ食べ続けた女性。

2012年12月3日 (月)

imgres.jpgのサムネール画像『 黒酢やワイン、フルーツなどの柑橘系食品 』 

健康を気遣う方ほど、取ってる食材ではないでしょうか?

これらの強い酸性の飲食物を食べても、普段は、
唾液が中和してくれています。
そして、
歯の表面のエナメル質を、元に戻してくれる働き(再石灰化)から、歯は守られています。
健康にはとても良い食材ですので、食べて頂いてもちろん大丈夫です。
しかし!!!

この強い酸に触れる時間が長かったり、頻度が多い場合は、歯の再石灰化は、おいつきません!

原因は1つではありませんが、毎日コツコツ決まって黒酢や柑橘類を摂取し続ければ、
歯がクレーターのようにポコポコ穴が空いて、神経まで到達すると痛みも発症することも…出てきます。

酸性の飲食物の『酸』によって歯が溶けていく『酸蝕歯』

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歯周病やムシ歯と違い、この『酸蝕歯』になってしまう患者様は、

比較的まじめで健康意識の高い人が多いのです!!

【酸蝕歯と診断された方の一例】


奥歯の激しい痛みで来院した女性(59才)は、お顔のしみを薄くしたいと、ビタミン豊富なグレープフルーツを3ヶ月以上毎日2個ずつ食べていた。噛み合わせの影響から元々摩耗が進んでいた所に毎日強い酸が加わり、神経が露出してしまっていました。

身体に良かれと思ってまじめに続けたことがかえって歯に悪影響が…
というケースが目立っています。

予防策 は、酸性の強い食物をとったら、下記をやりましょう!

①お水などで口をすすぐ。
②強い酸で軟化した歯が削がれるのを防止するため、摂取後30分は歯磨きしない。
③デンタルガムやフッ素入り歯磨き粉で歯質を強化しておく。

pH5 以下の飲食物のダラダラ食べには注意しましょう。
また 酸性の飲み物などは温めない。素早く飲む。
ストローを使って、歯に触れないようにする事も予防となります。
写真.JPGのサムネール画像


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妊娠中って、歯が弱くなるってホント?!

2012年11月26日 (月)

『 赤ちゃんが出来ると、

  歯のカルシウムが取られるって噂は、ホントなんですね!!
  妊娠中にどんどん歯が悪くなってしまって… 』
私たちが ”妊娠中の患者様” から、よくお聞きする声です。
この噂 本当なんでしょうか!?
妊娠すると、
お母さんの身体は大きな変化が見られます。
まず、
外見だけではなく、目にみえない ”ホルモン” のバランスが変化します。
そして、唾液が酸性度が高くなってしまうため、
お口の中がネバネバの状態が多くなります。
このネバネバの状態は、とっても汚れがつきやすい状態
と言えます。
そして、妊娠初期のつわりの時期が過ぎると、
今度は、食欲が、とても旺盛になってきますね!
1日の中で、
食べ物を口にする機会が多くなり、お母さんのお口の中は
『むし歯』と『歯周病』にとって、
非常に心地の良い場所となります。
こういった原因が元で、妊娠中に歯を悪くしてしまう方が多いと言えます。
だから、赤ちゃんがお母さんの歯のカルシウムを吸い取ってしまって
歯が弱くなるという事はありませんので安心して下さいね。
では どうしたら、

妊娠中のお母さんの歯を守れるのでしょうか?
その予防策は、歯垢の除去です。
つわり中は、
歯ブラシをお口に入れるだけでも、吐き気がしてしまうものですね(>_<)
たとえば、歯ブラシを子供用のヘッドの小さいものにしたり、
無理して歯みがき粉を使わなくたって平気ですので、
テレビを見ながらでも、優しくのんびりマッサージするみたいに
歯磨きしましょう!
食べた後、洗口剤(モンダミン・リステリンなどのうがい薬)で、
グチュグチュうがいをするのも効果的です。
                       ⇒ 歯周病が出産に及ぼす影響

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お口の状態が認知症にも影響??

2012年11月18日 (日)


歯が無くなると認知症に影響するって本当ですか??

『歯周病』 が進行してくると、歯がポロッと抜けてしまったり、
歯ぐきの下がりが、目で見ても分かるようになります。
糖尿病やお身体の状態に、悪影響が忍び寄る事も
以前から、言われ続けてきました。
ですが、歯と認知症との関係については、まだはっきりしていませんでした。
しかし、
今回 日本福祉大学の近藤教授らの研究グループにより
歯の状態によっては、
認知症にかかるリスクが高くなると発表しました。
研究結果では、
歯がほとんどなく、入れ歯も正しく使用していない方は、
20本以上歯が残っている方の『1.9倍』も認知症リスクが高くなる
という事が分かりました。
また、あまり噛めない人は、何でも噛める人の1.5倍高くなることも分かりました。
この研究結果は、

噛む機能の低下が、認知機能の低下を招いてしまう可能性を示しています。
30代の頃から、定期健診に行っていた方と、
悪くなった時だけ、治療に行っていた方が
70代になった時の残存本数には、
平均9本もの本数の違いが出てきます。
40歳以上の方で歯を抜かなければいけない主な原因は、
虫歯ではありません。
歯周病が主な原因なのです。
また、歯周病は
痛みを感じることなく、少しずつ進行していきます。
虫歯だけでなく、歯周病予防のためにも
定期健診が重要となります。
患者様の中には『歯医者さんは虫歯になったら行くところ!』と
思っている方がまだまだおられます。
歯周病の原因ともなる歯石は、
日々の歯磨きだけではとれません。
ぜひ、あなた様の大切な健康のため、

歯の定期健診のお時間をとり、

『80才で20本』のお口の状態を一緒に目指しましょう!!
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『8020運動は、80歳になっても自分の歯を20本残そう!という運動です』

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『歯ブラシ』ってどんなの使えばいいの?

2012年11月16日 (金)


当院では、 
『歯科医師や歯科衛生士が、 

あなたのお口の状態にピッタリ合う”歯ブラシ”を選び 処方しております。』
お口の状態に合わない歯ブラシを使い続けると、
歯肉炎の原因になったり、
歯茎が下がる原因になったり、さまざまな事が起こってきます。
ぜひ、当院で 診察を受けられた際は
『僕に、私に合う歯ブラシはどれが良い??』と
お尋ね下さいませ。(●^o^●)/
あなたのお口の健康をサポートさせて頂くため、
喜んでお答えいたします☆

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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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