にいみ歯科ブログ

食育と子供の健康について その4

2019年5月14日 (火)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

今回も前回に引き続き食育についてお話しましょう。

この当院のブログでもよく話題に出ます

「しっかり、ゆっくりとよく噛んで食べる」という習慣。

この習慣は大人に限ったことではなく子供たちの食育でも大切なことです。

子供の頃からよく噛んで食べる習慣が大切なのは虫歯にならないためでもありますが

よく噛むことによってアゴや歯ぐきが鍛えられ丈夫になります。

そして唾液の分泌がよくなり、口の中の病気の予防にもなり消化も助けます。

また、食事量が少なくても満足感が得られ、生活習慣病の中でも

肥満や糖尿病の予防にも繋がります。

 

しっかりとよく噛むことの8大効用として

 

・肥満を防ぐ

 

・味覚の発達を促す

 

・発音をはっきりさせる

 

・脳の働きを活発にする

 

・歯の病気を防ぎ、口臭を少なくする

 

・ガンを防ぐ

 

・胃腸の働きを促進する

 

・全身の体力向上とストレスの解消

 

が考えられます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について6

 

 

この肥満を防ぐに代表される肥満は生活習慣病へと繋がる恐れもあり

子供にも生活習慣病になる可能性があります。

子供の食生活で「食べ方」が早い早食いや、噛まずに丸のみするような食べ方は

小児肥満の原因となります。

子供の頃からしっかり噛んでゆっくり食べる習慣を身につけることが大切です。

 

このしっかりとゆっくり噛むことの実践のヒントとして

 

・食べ物を一口入れたら箸をおいて、いつもより5回多く噛むようにしましょう。

 目標は一口30回噛むことです。

 

・カレンダーや日記に食事ごとにしっかり噛んで食べられたら◎印をつけます。

 少しずつ◎印を増やすように努力するのも良い方法のひとつです。

 

バランスの良い食事を美味しく、しっかりと噛むためには、自分の歯を

健康に保つことが重要です。

 

このように話してきた生活習慣病は肥満等だけではなく

むし歯も生活習慣病のひとつと考えられます。

歯に付着したむし歯菌は糖分を分解して酸を作り、この酸が歯の表面の

カルシウムなどのミネラル成分を溶かしはじめます。

これを脱灰(だっかい)といいます。

ただ一旦溶け出した歯のミネラル成分も歯の表面の酸がだ液などによって

洗い流されると、徐々にだ液中のカルシウムなどが再び取り込まれて

元に戻ります。これを再石灰化(さいせっかいか)といいます。

食後に十分時間がとれていれば、だ液の修復力が働きますが

いつも口の中に食べ物がある状態では溶け出すミネラル成分の方が多くなり

歯はだんだん溶けて穴があき、そしてむし歯になってしまうのです。

間食が多い子供は口の中に食べ物がある時間が多くなってしまうため

むし歯になってしまう可能性が間食の少ない子供よりも高くなってしまいます。

なので間食もほどほどにすることが大切となってきます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について7

 

 

規則正しい食生活で、なおかつしっかりとゆっくりとよく噛んで

食事をすることはだ液の修復力を活用するためにも重要なことなのです。

子供たちの食事、特に食べ方もしっかりと見守って行きましょう。

 

さて、今回の食育の話はここまで。

では次回も食育についてお話しましょう。

 

ではまた。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院


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食育と子供の健康について その3

2019年5月7日 (火)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

5月に入り、元号も平成から令和へと変わりました。

謹んで新元号のお慶びを申し上げます。

 

さて、ニュースでも非常に話題になりました超大型連休の10連休。

旅行やレジャーにお出かけの方もたくさんいらっしゃいましたが

普段より外食の機会もたくさんあったかと思います。

最近では外食産業でも子供たちの食育に取り組む企業も増え

素晴らしい取り組みだと思います。

そんな食育について今回も前回に引き続きお話しましょう。

 

今回はバランスの良い食事の摂り方についてです。

最近の食生活ではご飯などの炭水化物が減る一方で、肉類などの

脂質の摂取量が増えつつあります。

脂質の摂りすぎは子供といえども生活習慣病の予防に気をつけなければなりません。

そのために主食としての穀物を毎食きちんと摂ることが必要です。

お米は穀物の中でも日本の風土・気候に合った自給可能な作物であり

日本人にはお米の食生活が非常に適しています。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について4

 

そして子供の頃の食生活は将来の味覚形成にも大きく影響します。

甘いものの摂りすぎは肥満のもとに

塩分の取りすぎは高血圧のもとになってしまいます。

ご家庭ではできるだけ薄味のものを食べさせるようにしましょう。

子供の頃から薄味の食品をしっかりと噛んで食べることで

食べ物本来の味を楽しむことを覚えましょう。

 

子供の頃から偏りなく、たくさんの種類の食物を食べることも

食育では大切な要素の一つです。

たくさんの種類を食べることはカルシウム、ビタミンやミネラル、

食物繊維を積極的にとるように心がけましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について5

 

カルシウムが豊富な食物

・チーズ

・牛乳

・ヨーグルト

・わかめ

・エビなど

 

ビタミンやミネラルが豊富な食物

・みかん

・いちご

・卵

・大根

・ピーマン

・玉ねぎなど

 

食物繊維が豊富に入っている食物

・さつまいも

・かぼちゃ

・レタス

・アスパラガスなど

 

それが子供の成長や発育にとって不可欠な食生活となります。

そしてご家庭でパパさんやママさんたちと一緒に楽しい食事を取ることで

心が落ち着き、生活の質も向上します。

大型連休も終わり、またご家庭での食事も増えるかと思いますが

食卓で、今日お話したことを思い浮かべていただければと思います。

では次回も食育についてお話しましょう。

 

ではまた。

 

 

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食育と子供の健康について その2

2019年4月22日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

4月も1/3が過ぎて学校や幼稚園で初めて給食が始まったお子様も

給食に慣れ始めた頃でしょうか?

前回から始まったお子様の発育にも大切な『食育と子供の健康』について。

今回も引き続き食育についてお話ししていきましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について1

 

 

お子様の食育には食べるときの味覚だけでなく

料理や食材の色、盛り付けや匂いなど視覚や嗅覚など

五感を刺激して食べる食べ方も大きく関わってきます。

食べるときの五感の役割は

 

1.視覚

・食材の色や大きさ、料理の盛り付けなど彩り豊かな盛り付けで食卓を楽しめるように。

 

2.嗅覚

・料理の香りや食材の匂いの美味しい香りで食欲倍増できるように。

 

 3.聴覚

・咀嚼(噛む)ときのサクサク、カリカリとした音や食事中の会話を楽しめるように。

 

4.味覚

・しっかり噛むことは消化にも良いだけでなく、味わいがさらに増すので濃い味だけでなく薄い味も感じることができるように。

 

5.触覚

・歯ごたえや舌ざわりの美味しさを感じ取り、固いものもしっかりと噛める咀嚼力をつけましょう。

 

になります。

特に味覚や触覚のよく噛んで味わうという行為には食べる際の安全面にも

大きく変わりを持つことになります。

よく噛まずに急いで丸のみすると味覚が衰えるだけでなく

ときに窒息を起こすことにも繋がるため、よく噛んで

少しずつ飲み込むことが窒息予防のために大切となります。

 

食べるときに口を上手に動かせる姿勢にも

注意させてあげるとさらに良いでしょう。

背中を丸めずに、肘や膝の関節がほぼ直角になって足底がしっかりと

床に接した姿勢が良い姿勢です。

このような姿勢で食事をすることで、しっかりと噛むことができます。

机と椅子の高さもお子様の体の大きさにあった物を選びましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について3

 

 

今回のお話はここまで。

次回も『食育と子供の健康』ついてをお楽しみに。

ではまた。

 

 

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食育と子供の健康について その1

2019年4月15日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

満開だった桜もそろそろ散り始め、肌寒さも少し和らぎ

春だなと実感できる4月になりました。

4月になるとお子様達もご入園、ご入学と新しい生活へと

変わっていく月でもあります。

ご入園、ご入学を迎えたお子様はお家の食事からお弁当や給食へと変わり

ご家族との食事からお友達との食事が増えるといったように

食生活も変化を迎えることかと思います。

最近では学校や幼稚園、保育園など食を通して

育み方を考える『食育』にも力を入れています。

今回はそんな『食育』を通じて『子供の健康』についてお話をしましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について1

 

 

乳児期、幼児期、小学校〜高校へと子供の成長の速度は著しく早いものです。

そんな子供達の発育に合わせて食べ方を考えることも『食育』の一つです。

赤ちゃんであれば離乳期や介助食べの時期などはママさん、パパさんが

「おいしいね」と声かけをしながら美味しさを共有したり

乳歯が生えそろったら噛みごたえのある食品で

咀嚼力(そしゃくりょく・噛む力)を育ててあげましょう。

そして乳歯から永久歯へと大人の歯に生え変わる期間は咀嚼力も落ちるため

食べ物や食事の時間にも配慮しましょう。

 

さらにご家族で食事をされるときには食べ方のマナーを学ぶことも

大切な食育となります。

1歳を過ぎて上下の前歯が生えたら、一口量で食べることを学び

スプーンは唇でとらえて、上唇の動きで口の中へと

とりこむことも大切な食べ方の一つです。

スプーンやフォークを持たない手は食器が動かないように

支える手として使うことを覚えるように学びましょう。

スプーンやフォークを卒業し、お箸を使えるようになったら

食器(お茶碗)を持って、体の正面で食べましょう。

食べるときにはゆっくりとたくさん噛むことも大切なことです。

たくさん噛んで消化に良い食べ方をすることで

成長期の子供達の体にとって消化に良いだけではなく

体中にしっかりと栄養が行き渡る食べ方となり

子供達の成長を促進させる補助となります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_食育について2

 

上記のように発育に合わせた食事、食べ方のマナーなどを

学んでいくことも『食育』ですが

今回の『食育』を通じて『子供の健康』についてのお話はここまで。

 

次回も『食育と子供の健康』についてのことをお楽しみに。

ではまた。

 

 

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歯とお口からはじめるアンチエイジング その5

2019年4月4日 (木)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回まで4回続いた『歯とお口からはじめるアンチエイジング』についてですが

今回はアンチエイジングシリーズの最終回としておさらいをしましょう。

 

1.アンチエイジングに必要なのは運動と消化に良い正しい食生活を送ること。

 

2.正しい運動と消化に良い正しい食生活に不可欠なのは噛む力。

 

3.噛む力(咀嚼力)を高めるために歯並びを良くし顎の力を高めましょう。

 

4.歯並びが良くなることは口を開けて笑えるようになりコンプレックスの解消にも繋がります。

 

5.歯並びが良くなることは発声も良くなり、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。

 

6.歯並びが良くないと噛み合わせも悪くなり、頭痛やめまい、はたまた肩こりに繋がることもあります。

 

7.お口の筋肉を鍛えることでよく噛める歯を保ち、お顔のシワ予防や小顔対策にも効果が期待できます。

 

8.お口の筋肉を鍛える方法は『歯とお口からはじめるアンチエイジング その4』をご参照ください。

 

 

今回は『歯とお口からはじめるアンチエイジング』シリーズのおさらいをしてみました。

 

先日、新しい元号として『平成』から『令和』へ変わるとの発表がありました。

最近はまだまだ肌寒い時期も続きますが外に出てみると桜も咲き始め

木々の緑も新緑へと変わり、時代も季節も新しく変わりつつあると実感します。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_桜

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_新緑

 

 

そんな時代と季節の変化を実感しながら、次回は新しいテーマで

またブログをお届けいたします。

次回からの新シリーズをお楽しみに。

ではまた。

 

 

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歯とお口からはじめるアンチエイジング その4

2019年3月22日 (金)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回は『歯並び』と『噛み合わせ』からアンチエイジング

関係についてお話をしました。

アンチエイジングでは日頃の健康のために運動も大切ですと

お話をしましたが今回はそんな運動でも

『お口の筋トレ』についてお話をしましょう。

 

人間の体にはたくさんの筋肉があり、もちろん顔にも筋肉があります。

そしてお口にも筋肉があり、お口の筋肉を鍛えることで

十分なアンチエイジング効果も期待ができます。

そんなお口の筋トレをご紹介しましょう。

 

1.深呼吸

まず、腹筋を意識した深呼吸でリラックスしましょう。

深呼吸はすべての運動の効果を高めます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_1

・鼻から大きく息を吸います。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_2

・少し息を止め、口からゆっくりと息を吐きましょう。

 

 

2.首の運動

あごや口元に繋がる首をほぐすと、首筋のシワ予防にも繋がります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_3

・正面から左右交互に顔を向けます。これを3回行いましょう。

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_4

・今度は顔を左右交互に傾けます。同じく3回行いましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_5

・ゆっくりと首を左右交互に回しましょう。

 

 

3.肩の運動

型の力を抜いて姿勢を正すと、動かす部位に意識を集中させることができます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_6

・首をすぼめるようにして肩を上げます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_7

・今度は力を抜いて下げましょう。この上げ下げの運動を3回行いましょう。

 

 

4.ほおの運動

小鼻から口元にできる「ほうれい線」を薄くする効果が期待できます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_8

・左右のほおを片方ずつ膨らませます。これを3回行いましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_9

・両ほおを膨らませて両手を当てて押しましょう。同じく3回行いましょう。

 

 

5.口元の運動

ほおのたるみをなくす効果が期待でき、目元のシワ予防にも繋がります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_10

・口を尖らせて約5秒間「ウー」と発声しましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_11

・口を横に広げて約5秒間「イー」と発声しましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_12

・上を向きながら口を横に広げて約5秒間「イー」と発声しましょう。

 

 

6.舌の体操

だ液の分泌が良くなるので、お口の自浄作用が増し、口臭予防にも効果的です。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_13

・舌を前に出します。これを3回行いましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_14

・出した舌を今度は左右に動かしましょう。同じく3回行いましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_15

・舌で唇をゆっくりなめます。同じく3回行いましょう。

 

 

7.唾液腺のマッサージ

最後に唾液腺のマッサージを行いだ液分泌を促しましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_16

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_17

・両手をほおにあてて、ゆっくり円を描くようにマッサージします。前後に交互に回し、これを5回行いましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_お口の筋トレ_18

・親指をあごの骨の内側の柔らかい部分にあてて、耳の下あたりから5ヶ所くらいを押します。これを5回行いましょう。

 

 

今回は『お口の筋トレ』からアンチエイジングについて考えてみました。

さて今回の記事はここまでです。

お口の筋肉を鍛えることで

歯磨き習慣にプラスして行えば、よく噛める歯を保つためにも

そしてお顔のシワ予防、小顔対策にも効果が期待できます。

次回もアンチエイジングについてのこと、お楽しみに。

ではまた。

 

 

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歯とお口からはじめるアンチエイジング その3

2019年3月18日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回は『噛むことから考えるアンチエイジング』についてお話しました。

今回は『歯並び』と『噛み合わせ』からアンチエイジングの関係について

考えてみましょう。

 

輝く笑顔を支えるのは、キレイな歯と整った歯並びから。

そんな口もとの美しさに自信が持てるようになると自分自身にも自信が出て

人間関係もプラスになります。

幼児期の食生活やむし歯、歯周病で抜けた歯などが

歯並びを悪くする原因になることが少なくありません。

歯並びが悪いとコンプレックスを抱いてしまい

本来明るい性格の人がお口を開けて笑うのもはばかるようになってしまったり

人づきあいにも消極的になってしまうことがあるようです。

歯並びがキレイかどうかは、心の健康にもかかわってきます。

 

歯並びが悪いとサ行やタ行、そしてナ行などの発音が悪くなったり

英語の発音がしにくくなったりと滑舌に影響することがあります。

正しい発音ができることとスムーズなコミュニケーションのためにも

歯並びが重要になってきます。

キレイな歯並びを維持するためには、まず、むし歯や抜けてしまった歯など

放置しないで早めの治療を心がけましょう。

食べ物をしっかり噛めるように、お口の環境を整えておくことが大切です。

心配な場合、まずはかかりつけの歯科医に相談してみましょう。

 

次に『噛み合わせ』も歯並びには重要な要素となってきます。

上あごの歯と下あごの歯がきちんと噛み合った状態でよく噛むと

あごの骨と筋肉も発達し、引き締まった顔立ちになります。

噛み合わせが悪いと、歯があってもきちんと噛めていないことがあります。

歯はお互いに支えあって噛む力に耐えているため

きちんと噛めない歯があるということは、残りの歯やあごなどにも

負担がかかります。

そうした噛み合わせの悪さからくる不均衡がストレスとなって

あごに痛みを伴ったり、頭痛やめまい、はたまた肩こりに繋がることもあります。

また、顔の表情にも噛み合わせが深く関係しています。

 

噛み合わせが悪く、お口が閉じにくかったりすると

鼻呼吸ではなく口呼吸となってしまい、お口の中が乾きやすくなります。

その結果、唾液によるお口の自浄作用が落ち、むし歯や歯周病のリスクが

増えることにもなりかねません。

良い噛み合わせで、よく噛めることは食べ物の消化を促すことはもちろん

お口の周りの筋肉も発達させ、全身の健康維持に役立ちます。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_八重歯_乱杭歯 三重県四日市_にいみ歯科医院_受け口 三重県四日市_にいみ歯科医院_出っ歯 三重県四日市_にいみ歯科医院_開咬

 

そんな噛み合わせが悪くならないための注意するポイントとして

・偏った噛み癖

・歯がすり減っている

・歯が抜けているのを放置している

・ほおづえをつくなど悪い姿勢の習慣

・無意識に歯を食いしばること、噛み締め、歯ぎしりなどをしている

上記のようなことがないか、普段から注意しましょう。

 

 

今回は『歯並び』と『噛み合わせ』からアンチエイジングについて

考えてみました。

お口を開けて笑うことは行儀の悪いことばかりではなく

印象や顔の筋肉の発達のためにも時には必要だったりします。

 

さて今回の記事はここまでです。

次回もアンチエイジングについてのこと、お楽しみに。

ではまた。

 

 

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歯とお口からはじめるアンチエイジング その2

2019年3月9日 (土)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回から始まりました『歯とお口からはじめるアンチエイジング』。

今回は『噛むこと』からアンチエイジングを考えてみましょう。

 

食べる・・・運動する・・・いろいろな場面で噛むことがたくさんあります。

人が生きていく中で『噛む』という行動は必要不可欠の行動です。

食事を美味しくいただくにはよく噛んで食事をすることが大切です。

食事の際によく噛むという行動は味を楽しむことのほかに

食物を消化しやすくするということでも必要なことです。

このよく噛んで消化しやすい体づくりを考えるには

歯が丈夫でないといけません。

歯が丈夫ですと繊維の多い野菜や果物の摂取が多くなります。

食物繊維やビタミン豊富な野菜や果物を摂取することは

生活習慣予防に効果的で、お肌にも良いのです。

ビタミンがよく吸収できることは老化を防ぐことになります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_アンチエイジング3

 

 

そして『食べる』という行為は生命維持のためだけではなく

舌で味わい、鼻で香りを感じたり、目で彩りを楽しむなど

五感全体で感じる行為であり、会食に参加することにも繋がります。

気の合った方たちと美味しく食事を楽しめることはストレス解消にもなり

心の健康にも非常に効果があります。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_アンチエイジング4

 

『食べる』という行為だけでなく『噛む』ということは

『運動』にも非常に関わりのある行動でもあります。

野球選手など一流のアスリートは歯のケアを欠かさないといった話もありますように

歯並び良くしっかり噛みしめることで普段よりも大きな力が

発揮できるからだと言われています。

この噛みしめるために必要なのは顎(あご)の筋肉だけではありません。

首筋、胸、背中にある12種類の筋肉を動かすことで

しっかりと噛みしめることができるのですが

噛みしめると体全体に力が入り、重たいものなども持ち上げられる力を発揮します。

それとは反対に体を鍛えることで咀嚼力(そしゃくりょく)、

すなわち噛む力が高まるという研究データもあります。

 

しかし歯がなくなると体のバランス感覚の低下を招くとも言われています。

まだハッキリとした因果関係は明らかにされていませんが

義歯(入れ歯)を装着しているときは歩幅が広く、歩く速さも

速くなってリズムも安定します。

義歯をしていないと歩くことにも影響があり、転びやすくなると言われています。

そんな日頃の運動に関わる行為と歯の関係も老化を防ぐために

大きな関係があるのです。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_アンチエイジング5

 

 

今回は『噛む』ことからアンチエイジングについてを考えてみました。

食事、運動などに必要な『噛む』という行動には歯が必要不可欠ですので

日頃から歯のお手入れを心がけるようにしましょう。

 

さて今回の記事はここまでです。

次回もアンチエイジングについてのこと、お楽しみに。

ではまた。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院


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歯とお口からはじめるアンチエイジング その1

2019年3月4日 (月)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

アンチエイジングという言葉をたくさんの方がご存知だと思います。

昨今では、このアンチエイジングが非常に注目されています。

そもそもアンチエイジングとは老化、加齢に対抗するという意味ですが

今回は歯とお口の健康からアンチエイジングについて考えていきましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_アンチエイジング1

いつまでも若く美しく・・・そして健康でありたい・・・

そのために重要になってくるのが、実は「歯とお口の健康」なのです。

口もとがキレイで笑顔に自信が持てると心も積極的になれます。

 

老化は仕方がない・・・なんて考えていませんか?

みなさまのまわりにも「年齢よりも若く見える」という人が

いるのではないでしょうか。

老化は誰にでも訪れるものですが、老化のスピードは人によって

実にさまざまです。

近年では老化を病気ととらえて、治療や予防で、若さを保とうという

アンチエイジングを医学から考えることがクローズアップされています。

老化は仕方がないと考えるのではなく、予防や治療でスピードを

緩めることが可能と考えるのが「アンチエイジング医学」と呼ばれています。

 

老化のスピードを緩めて健康的で素敵に年齢を重ねるヘルシーエイジングには

「歯とお口の健康」が重要な役割となってきます。

まず、歯とお口は食べ物が出会う初めての消化器であり、

さらに美味しく食べるための感覚であります。

そんな歯とお口は人々のコミュニケーションに不可欠な器官でもあり

この大切な機能を持つ歯とお口のさまざまな役割を知って

日常から継続可能なアンチエイジングのためにできることを

今回のシリーズで考えていきましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_アンチエイジング2

 

今回の『歯とお口からはじめるアンチエイジング』についてのお話はここまで。

次回もアンチエイジングについてのこと、お楽しみに。

ではまた。

 

 

三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院


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だ液について その3

2019年2月22日 (金)

こんにちは

にいみ歯科医院です。

 

前回は『だ液のチカラ』についてお話しました。

今回は『もしもだ液がなくなった場合』についてお話しましょう。

 

もしもだ液がなくなったら・・・どんな想像をされますか?

 

唾液には「食べる」「口腔内の健康を守る」「全身の健康を守る」といったことを

前回でお話しましたが、最近では、ドライマウス(口腔乾燥症)と

呼ばれる症状の人が増え、注目されています。

もし、このだ液が出なくなると、身体には、一体どのような影響が

出てくるのでしょうか?

 

そんなドライマウスでが起こる原因として

・口呼吸

・ストレス

・口腔が不潔な場合

・乾燥した室内など

・外分泌腺の障害により、口腔や眼球の乾燥症状を特徴とする疾患

・エイズ

・糖尿病

・パーキンソン病

・加齢

・血圧降下剤や抗うつ病薬の副作用

などが考えられます。

 

では、だ液の分泌が悪くなることによって

どんな症状が引き起こされるのでしょうか?

一部を紹介しますと

・だ液が出ない、口が乾く

・口内炎になりやすい、口角炎ができやすい

・食べ物が飲み込みづらく、味がわかりにくい

・むし歯、歯肉炎になりやすい

・口臭がする

など、最近ではこのような症状を訴える方が増えてきており

重度になると摂食障害や発音障害、不眠などの症状にまで発展することもあります。

だ液はたくさん出すことが普段の生活でも大切なことなのです。

 

そこで、だ液をたくさん出すための

だ液腺マッサージと舌の運動をご紹介しましょう。

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_唾液腺マッサージ

 

三重県四日市_にいみ歯科医院_舌の運動

 

そして上記のマッサージや運動の他にもよく噛んで食べることも重要です。

よく噛んで食べることはたくさんだ液を出すことの他に

消化が良くなり、肥満予防にもなり、脳細胞を刺激するといった

様々な効果も発揮します。

 

あと、だ液を分泌するのに有効な食品として

・レモンや梅干し、お酢など酸味のある食べ物

・昆布

・ガムを噛む

などを多く口にすると唾液の分泌量が増えます。

だ液がたくさん分泌されるような生活を心がけて

お口だけでなく、身体全体の健康にも役立てましょう。

 

今回のシリーズでお話しました『だ液について』のお話はここまで。

次回は新しいシリーズについてお話ししましょう。

3月の新シリーズをお楽しみに。

ではまたお会いしましょう。

 

 

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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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