にいみ歯科ブログ

インプラントを長持ちさせるためにもメンテナンスは受けよう

2022年1月21日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

インプラントは自分の歯のように噛めるため選ばれる治療方法でもあります。しかし、インプラントにはメンテナンスは欠かせないもので、怠ってしまうと炎症を起こしたり、脱落したりといったトラブルが発生するもあります。今回はインプラントのメンテナンスについて解説します。

 

メンテナンスの重要性

インプラント治療が終わった後は、セルフケアと定期的にメンテナンスを行う必要があり、これらを怠ってしまうと「インプラント周囲粘膜炎」や「インプラント周囲炎」になる可能性が高くなります。前者はインプラント周囲の粘膜に炎症が起きた状態で、腫れや出血を伴い、後者はインプラント周囲粘膜炎が進行し、骨にまで感染が広がった状態のことを指します。腫れ・出血・排膿を伴うことが多く、最悪の場合脱落につながります。どちらも「歯垢」が溜まってしまい細菌が繁殖することが原因です。そのためセルフケアと定期的なメンテナンスは必要不可欠と言えるでしょう。

 

メンテナンス

歯科医院で行うメンテナンスでは以下のような内容が挙げられます。

 

  • レントゲン撮影
  • インプラント周囲の粘膜に炎症がないか
  • 歯周ポケットの深さを測る
  • インプラントが揺れていないか
  • かみ合わせの確認
  • お口全体のクリーニング

 

メンテナンスではインプラントを埋入した歯科医院で受けることが望ましいです。他の歯科医院ではインプラントを行なっていなかったり、インプラントのメーカーが異なったりするとトラブルが発生しても対応できないといったことがあります。また、他の歯科医院で埋入したインプラントは別途で費用がかかることも。なお、費用は保険適用で行える歯科医院もあれば、自費診療で行う歯科医院もあるため、事前に確認しておきましょう。

 

定期的なメンテナンスは症状にもよりますが、3~6カ月に1回の間隔で行うことが多いです。

 

セルフケア

インプラントのメンテナンスはご自身で行うセルフケアも重要です。インプラントを埋入したあとは歯科医師または歯科衛生士から歯磨き指導を行い、正しい磨き方ができるようにするところが多いです。特にインプラントでは歯と歯ぐきの間に汚れが溜まりやすいため、歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやフロスといった道具を使用して磨く必要があります。

 

まとめ

インプラントの周囲に汚れが溜まってしまうとインプラント周囲炎などのトラブルが発生する可能性があります。ご自身でしっかり磨いていても磨けていなかったということは少なくありません。長く持たせるためにも定期的なメンテナンスとセルフケアをしっかり行っていきましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 


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インプラント・ブリッジ・義歯を比較

2022年1月7日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

 

歯を失ったときの治療法にはインプラント・ブリッジ・義歯があります。これらは専門用語で「補綴装置」と呼ばれており、補綴装置を選択するときはそれぞれのメリット・デメリットを把握することが大切です。ここではそれぞれの補綴装置を以下のように比較したものをご紹介します。

 

 

インプラント

ブリッジ

義歯

噛みやすさ

違和感の有無

審美性

周囲の歯への影響

費用

 

噛みやすさ

インプラントはご自身の歯のように噛めることが最大のメリットです。ブリッジもご自身の歯のように食べることができますが、硬い食べ物は噛みにくいことがあります。義歯の場合は、違和感も大きく、硬い食べ物はほとんど噛むことができません。

 

違和感の有無

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋めて人工歯を装着しているため、違和感を覚えることはありません。ブリッジでは失った時歯の両隣を削って被せ物をするため、安定感があり、違和感を覚えることはないと言えるでしょう。ただ義歯はお口の中に大きく、厚みのあるため、違和感を覚えることが多いです。

 

審美性

インプラントで使用する素材はセラミックと呼ばれるもので、ご自身の歯と同じ色調を再現することができます。それにより審美性は高く、インプラントを入れていることが周囲の人に気づかれることはありません。一方、ブリッジ・義歯には保険適用のものと自費治療のものがあります。前者はブリッジの場合銀歯であったり、入れ歯の場合金属のバネを使用するため目立つことが多いです。後者はブリッジの場合セラミックを使用したり、入れ歯の場合ではバネが金属製でない素材を使用することができます。

 

周囲の歯への影響

インプラントは単独で入れることができ、周囲の歯に影響を与えることはありません。ブリッジでは失った歯の両隣の歯を削って被せ物をする必要があるため、周囲の歯への影響は大きいと言えるでしょう。なお部分入れ歯の場合は、バネを固定するためにほんの少し歯を削ることが多いです。

 

費用

インプラントは保険適用にならないため、費用は高額になりがちです。ブリッジ・入れ歯の場合は、保険適用の治療であれば安価で済みますが、自由診療の治療では高額になります。

 

まとめ

今回はそれぞれの補綴装置を比較したものをご紹介しました。歯を失ったときの治療方法はインプラント・ブリッジ・義歯があり、それぞれメリット・デメリットがあることを把握しておきましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

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