にいみ歯科ブログ

インプラントが失敗する原因は?失敗しないための予防策を紹介

2021年4月16日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

歯を失った場合、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」が選択肢に挙げられます。以前の歯を同じように噛めることからインプラントを選択される方も増えています。しかし、何らかの理由でインプラントが失敗してしまう方もいます。そこで、インプラントが失敗してしまう理由とその対策を解説します。

 

インプラントが失敗する原因

インプラントは外科的手術が必要な治療方法です。診査診断が不十分、歯科医師の経験不足、インプラントが骨と結合されないなど、インプラントが失敗するケースは、何らかの理由があります。

 

診査診断が不十分

インプラントは顎の骨にインプラント体を埋め込むため、外科的手術が必要な治療です。CT撮影が行われず診査診断が不十分だと、神経麻痺や動脈損傷など思わぬトラブルの原因となります。

 

レントゲン写真では骨の厚み、神経や血管の走行している位置が分かりません。CT撮影を行うことで、三次元的にそれらの位置が分かり、インプラントを入れる方向が分かります。

 

またインプラントの手術は静脈内鎮静を行う場合もあるため、アレルギーや既往歴、服用している薬など全身の状態をあらかじめ伝えるようにしましょう。

 

歯科医師の知識や経験が不足している

歯科医師の知識や技術、経験不足が原因でインプラントが失敗してしまうケースもあります。

 

歯科医師の技術は測ることは難しく、一つの目安としてインプラントに関する学会に属し、研修にも精力的に参加しているかどうかを院内のホームページや掲示物で確認すると判断がしやすいです。

 

インプラントが骨と結合されない

インプラントは骨と結合することで、噛み合わせの回復ができます。インプラントと骨が結合されないと脱落の原因となります。

 

結合されない可能性として、インプラントを入れる位置が適切ではない場合や骨にダメージが与えられた場合はインプラントと骨が結合されません。

 

歯周病に罹患している

歯周病に罹患している場合は、インプラント治療を受ける前に歯周病の治療を行う必要があります。

 

歯周病に罹患していると、インプラント治療後にインプラント周囲炎になり、脱落するリスクが高くなります。

 

インプラントの失敗を防ぐためにすべきこと

インプラントの失敗を防ぐためには、歯科医師とコミュニケーションをしっかりとることや、診査診断を的確にする歯科医院に通院することです。術後もインプラントのメンテナンスを怠らないようにしましょう。

 

歯科医師と十分なコミュニケーションをとる

どの治療にもメリットとデメリットがあります。インプラント治療は保険が適用されない高額な治療なので、事前に治療方法や診断結果をよく確認しましょう。

 

また、歯科医師によって考え方が違うことが少なくありません。歯科医師と「何か合わない」と感じたらセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。

 

診査診断をしっかり行う歯科医院を選ぶ

インプラントは事前の診査診断が非常に大切です。診査診断ではCT撮影をし、シミュレーションソフトでインプラントの入れる位置を確認し診断をします。

CT撮影を行わないでインプラント治療を進める歯科医院では注意が必要です。

 

インプラントのメンテナンスを怠らない

インプラントのメンテナンスを怠ってしまうと、インプラント歯周炎になる可能性が高くなります。

 

インプラントを入れた後は歯科医師、歯科衛生士から歯磨きの方法を身につけます。また定期的な検診やクリーニングも必ず行うようにしましょう。

 

まとめ

失った歯の噛み合わせを回復する治療方法は、インプラントが最適です。しかし高額で外科的処置を行うインプラント治療は、不安が多いもの。

 

失敗しないためには、診査診断や治療の説明をしっかりしてくれる歯科医院を選び、納得したうえでインプラント治療を選択するようにしましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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子どもたちのお口の発達と離乳食

2021年4月6日 (火)

お子さんがいる家庭であれば、離乳食の時期にうまくいかなぁという経験をされていることが多いのではないでしょうか?

 

離乳食の意義が何かを、保護者の方々は考えたことがありますか?多くの方が、おっぱいやミルクを卒業して食事のみで生活してくために食べるもの。おっぱいやミルクを早く卒業できる子ほどいい子。何でも初めからいっぱい食べる子が育てやすい子。というようなイメージを抱かれる方が多いのではないでしょうか?

実は、離乳食は、お口の機能や発達にとても深い関わりがあります。子どもたちの健康的なお口の発達にとって、離乳食の時期の食の経験は最も重要と言っても過言ではありません。お口の健康的な発達の見地から離乳食の意義を考えると、離乳食は母乳やミルクに代わるものではなく、それらに加えるものという考え方があります。詳しくお話しすると、生後6ヶ月頃から不足する亜鉛や鉄を補うために、食べ物を取り始める。不足するのはわずかな量なので、初めからたくさん食べる必要はないということです。初めから、たくさん食べることを期待してしまったり、食べてくれないと落胆してしまったりする保護者の方が多くいらっしゃると思いますが、それは必要ないことなんです。近年、口腔機能の発達が不十分な子や、口腔機能の発達段階で悪習癖がついてしまった子たちを日々の診察でもよく目にします。

また、筆者自身も子育て中の一児の母ですが、保育園の中で、離乳食時期の食への悩みはよく聞かれていました。「ペーストから固形になってきたら食べない。」「偏食でいろんなものを食べない。」「作ったものをほとんど食べてくれない。」など。子どもの食事について悩む保護者の方はとても多いと思います。しかし、その悩みを尋ねる場所がなかなか身近になく、本やホームページを見ても解決法が見つからないことも多いのではないでしょうか?

 

にいみ歯科医院では生涯通して通っていただける歯科医院を目指しています。そのために、歯が生えない赤ちゃんの時期からでも、受診する意義を感じていただけることとして、離乳食指導を行っております。
離乳食指導は、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、口育士(子どものお口の発達について学んだ専門スタッフ)で、離乳食の始め方の指導や離乳食での悩みの相談を行っています。

また、当院では、従来のペースト食から始める離乳食だけでなく、BLWという方法を取り入れた離乳食の方法をお勧めしています。従来の離乳食の方法の中では、固形の食べ物を食べなくてつまずいてしまったり、赤ちゃんの発達に合わせて固形の食べ物をなかなか与えられずに困っていたり、自分で食べる機会を作れなかったりという悩みをよく伺います。

 

BLWという方法をベースに、“口に入れてあげる”をやめて、“自分で食べる”を促す方法やヒント、固形の食べ物を進める上での大切なことをお伝えしています。

 

離乳食は、やり方によっては、親にとっても、赤ちゃんにとっても、ストレスに感じてしまうことがありますが、やり方一つで、赤ちゃんの生命力や成長を感じられる、親子にとってかけがえのない時間になります。

 

また、正しい口腔機能を育む大切なプロセスになります。

 

何となく、「歯科医院は歯が生えてから行くところ」という感覚の方が多いと思いますが、歯科医院は、歯だけでなく、お口の専門家です。お子さんに歯が生えていなくても、お子さんの歯に心配がなくても、お越しください。口腔機能の発達を早い段階で確認することで、口腔機能発達不全やお口の悪習癖が歯ならびに顕著に影響が出る前に、発見し、アプローチできる可能性があります。現に、離乳食の相談をきっかけに来院されて、乳歯の問題や口腔機能の問題にかなり早い段階で発見できたケースもあります。早く知ることができれば、対応する方法も選択でき、保護者の方は心構えもできるので、とても大切な時間になりうると考えています。

 

赤ちゃんを連れて病院に行くのは、保護者の方にとって、時間も体力もいることだとは思います。赤ちゃんは、少しの時間お口をみるだけでも、泣いてしまうでしょう。それでも、知っていただきたいことがあります。

 

子育て中の方でも、これから子育てをされる方でも、お口の健康的な成長をお手伝いするにいみ歯科医院にぜひ、ご相談ください。


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インプラントが失敗する原因は?失敗しないための予防策を紹介

2021年4月2日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

歯を失った場合、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」が選択肢に挙げられます。以前の歯を同じように噛めることからインプラントを選択される方も増えています。しかし、何らかの理由でインプラントが失敗してしまう方もいます。そこで、インプラントが失敗してしまう理由とその対策を解説します。

 

インプラントが失敗する原因

インプラントは外科的手術が必要な治療方法です。診査診断が不十分、歯科医師の経験不足、インプラントが骨と結合されないなど、インプラントが失敗するケースは、何らかの理由があります。

診査診断が不十分

インプラントは顎の骨にインプラント体を埋め込むため、外科的手術が必要な治療です。CT撮影が行われず診査診断が不十分だと、神経麻痺や動脈損傷など思わぬトラブルの原因となります。

レントゲン写真では骨の厚み、神経や血管の走行している位置が分かりません。CT撮影を行うことで、三次元的にそれらの位置が分かり、インプラントを入れる方向が分かります。

またインプラントの手術は静脈内鎮静を行う場合もあるため、アレルギーや既往歴、服用している薬など全身の状態をあらかじめ伝えるようにしましょう。

歯科医師の知識や経験が不足している

歯科医師の知識や技術、経験不足が原因でインプラントが失敗してしまうケースもあります。

歯科医師の技術は測ることは難しく、一つの目安としてインプラントに関する学会に属し、研修にも精力的に参加しているかどうかを院内のホームページや掲示物で確認すると判断がしやすいです。

インプラントが骨と結合されない

インプラントは骨と結合することで、噛み合わせの回復ができます。インプラントと骨が結合されないと脱落の原因となります。

結合されない可能性として、インプラントを入れる位置が適切ではない場合や骨にダメージが与えられた場合はインプラントと骨が結合されません。

インプラントが骨と結合されない

インプラントは骨と結合することで、噛み合わせの回復ができます。インプラントと骨が結合されないと脱落の原因となります。

結合されない可能性として、インプラントを入れる位置が適切ではない場合や骨にダメージが与えられた場合はインプラントと骨が結合されません。

歯周病に罹患している

歯周病に罹患している場合は、インプラント治療を受ける前に歯周病の治療を行う必要があります。

歯周病に罹患していると、インプラント治療後にインプラント周囲炎になり、脱落するリスクが高くなります。

インプラントの失敗を防ぐためにすべきこと

インプラントの失敗を防ぐためには、歯科医師とコミュニケーションをしっかりとることや、診査診断を的確にする歯科医院に通院することです。術後もインプラントのメンテナンスを怠らないようにしましょう。

歯科医師と十分なコミュニケーションをとる

どの治療にもメリットとデメリットがあります。インプラント治療は保険が適用されない高額な治療なので、事前に治療方法や診断結果をよく確認しましょう。

また、歯科医師によって考え方が違うことが少なくありません。歯科医師と「何か合わない」と感じたらセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。

診査診断をしっかり行う歯科医院を選ぶ

インプラントは事前の診査診断が非常に大切です。診査診断ではCT撮影をし、シミュレーションソフトでインプラントの入れる位置を確認し診断をします。

CT撮影を行わないでインプラント治療を進める歯科医院では注意が必要です。

インプラントのメンテナンスを怠らない

インプラントのメンテナンスを怠ってしまうと、インプラント歯周炎になる可能性が高くなります。

インプラントを入れた後は歯科医師、歯科衛生士から歯磨きの方法を身につけます。また定期的な検診やクリーニングも必ず行うようにしましょう。

まとめ

失った歯の噛み合わせを回復する治療方法は、インプラントが最適です。しかし高額で外科的処置を行うインプラント治療は、不安が多いもの。

失敗しないためには、診査診断や治療の説明をしっかりしてくれる歯科医院を選び、納得したうえでインプラント治療を選択するようにしましょう。

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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歯科インプラントの手術って?

2021年3月19日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

インプラント治療では、インプラントを顎の骨に埋め込む外科的手術が必要になることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

大きな骨移植が必要な場合は入院することもありますが、通常のインプラント手術の必要はありません。

 

手術時間はインプラントの埋入本数や骨移植の量が多くなればなるほど長時間になります。

ここでは、手術の方法や治療の流れなどを詳しくお話します。

 

インプラントの手術方法

インプラントを埋め込む手術には、一般的に一回法と二回法の2つの術式があります。

 

どの術式にするかは、口の中や全身の状態、歯科医師の方針などにより異なります。

 

一回法とは?

人工歯を装着するまでの外科手術は一回のみで、歯茎の切開が一回だけで終わるため体への負担が比較的軽い術式です。

【特徴】

・GBR法(骨を造る手術)を行う場合、二回法よりも感染のリスクが高くなる

・完全に結合していない間に力がかかって、骨や結合に悪影響が出ることがある

・インプラントが粘膜の上に露出しても問題ない時に適している

・顎の骨の量が少ない部位には使用しにくい

 

二回法とは?

人工歯を装着するまでに外科手術を二回行うため、体への負担が一回法よりも大きいですが、適用できるケースが多い術式です。

【特徴】

・ほとんどのケースに適用できる(特にインプラントが露出すると外力により骨との結合が阻害される可能性が高い場合、術後感染のリスクが高い場合には適用)

・歯茎を一旦閉じてしっかりと治癒期間を設けるため感染の可能性が低い

・手術してから最終的な人工歯が入るまでの期間は一回法よりも長い

・工程が複雑なため費用が高い

 

インプラントの手術・治療の流れ

 

一回法の場合

①麻酔をして麻酔が効いているかを確認する

②歯を失った場所の歯茎を切開しドリルにより顎の骨に穴を開ける

③インプラントを埋め込む

④歯茎の形態が整ったら支台装置(アバットメント)をインプラントに取り付ける

⑤アバットメントが露出した状態で歯茎を縫合

(歯茎の治癒におよそ2~3週間、インプラントと骨の結合に上顎でおよそ4~6ヶ月、下顎でおよそ2~3ヶ月かかる)

⑥インプラントと骨が結合が確認できたら型取りを行い、人工歯の製作

 

二回法の場合

【一次手術】

①麻酔をして麻酔が効いているか確認

②歯を失った場所の歯茎を切開し、ドリルで顎の骨に穴を開ける

③インプラントを埋め込む

④インプラントの上部を歯茎で覆い縫合

(歯茎の治癒におよそ2~3週間、インプラントと骨の結合に上顎でおよそ4~6ヶ月、下顎でおよそ2~3ヶ月かかる)

 

【二次手術】

①インプラントと骨が結合したことを確認

②インプラントを埋め込んだところの歯茎を再び切開し、支台装置(アバットメント)を取り付ける

③歯茎の治癒が確認できたら、人工歯を装着するためのアバットメントや噛み合わせる歯の型取りを行い、人工歯の製作(仮歯→最終的な人工歯)

 

まとめ

一回法は手術が一度だけなので身体への負担が少なく、治療期間も二回法い比べて少なく、治療期間も二回法に比べて短い一方で、顎の骨の量が十分でない場合には適用できないのが特徴です。

 

二回法はほとんどのケースに適用でき、一次手術後にいったん歯茎を閉じるため感染リスクが低い一方で、身体への負担が一回法に比べて大きく、治療期間が長いことが特徴です。

 

インプラントの種類や術式は複数あり、口の中の状態は一人ひとり異なるため、事前に歯科医師と十分に相談し、最良の結果を得られる方法を選択するようにしましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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インプラント治療の痛みはどれくらい?痛みや腫れの抑え方

2021年3月5日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

手術を伴うインプラント治療には、痛みや腫れがひどいのではないかと不安に感じている方は多いのではないでしょうか?

 

インプラントの埋め込みや骨移植の手術は、歯ぐきを切開して顎の骨を削るため、手術直後に痛みや腫れ、出血、麻痺が起こる可能性があります。

 

ここでは、比較的現れやすい傾向にある「痛み」と「腫れ」について詳しくお話していきます。

 

インプラントの手術中は痛い?

基本的に局所麻酔(痛み止め注射)を使用して行われるので、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。

 

痛み止め注射を打つときと抜糸時の痛みは多少ありますが、表面麻酔を使用することで最小限の痛みに抑えられます。

 

インプラント治療に入る前にできる痛みへの対処

痛みに敏感な方や麻酔が効きにくい方は、手術を受ける前に歯科医にそのことを伝えておきましょう。

 

痛み止めの注射をするときの痛みは、表面麻酔や細い注射針を使用、麻酔薬の注入スピードの調整、麻酔薬を人肌に温めることで痛みが緩和されます。

 

また、静脈麻酔薬や抗不安薬などを投与する「静脈内鎮静法」を取り入れている歯科もあります。

 

半分眠っているような状態になるため、恐怖や不安を感じることなくリラックスして手術を受けられるだけでなく、痛みを感じにくくなる効果も期待できます。

 

希望する場合は、対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。



手術後の痛みと腫れについて

手術後の痛みの強さは、一般的には抜歯と同じくらいと言われています。しかし、個人差が大きく、インプラントの埋入本数が多い場合や骨移植が広範囲の場合は痛みや腫れが起こりやすいです。

 

鎮痛剤や抗生物質が処方されるため、大抵1~2週間ほど経過すれば痛みや腫れは治まります。

 

歯ぐきを縫ったことによる違和感を痛みと感じる方もいますが、抜糸を行えば改善します。抜糸は、手術後7~10日程度で行います。

 

抜糸中は、違和感程度の方もいればチクッとした痛みを感じる方もいます。

 

手術後の痛みや腫れを抑えるには?

歯ぐきを切開しているため、手術後の痛みや腫れは程度に差はあるが起こります。

 

痛みや腫れをできるだけ抑えるために以下のことに注意しましょう。

 

麻酔薬が切れるまで食事をしない

火傷や誤飲をしたり、舌や粘膜を噛んでしまうことがあります。

 

処方薬の使用

処方された薬は、指定された通りに飲みましょう。特に、抗生剤は必ず飲み切ってください。

 

口の中を清潔に保つ

しばらくは手術部位の歯磨きはできませんが、ほかの部位の歯磨きはしっかり行いましょう。

 

歯磨き粉やうがい薬については、歯科医によって指示が異なるため、確認をして使用してください。

 

手術部位に刺激を与えない

スープやおかゆや麺類、ゼリーなどの柔らかいものを食べるようにし、インプラントが埋入された反対側で噛むようにしましょう。

 

熱いものや辛いもの、刺激のあるものも口にしないようにしてください。また、傷の治りが遅れるため違和感を感じても舌で触らないように注意しましょう。

 

血行が良くなることは控える

飲酒は1週間程度控えましょう。

 

お風呂は1~2日は湯舟にはつからないで、ぬるめのシャワーを使用しましょう。軽い運動であれば2~3日程度、激しい運動であれば1週間程度は運動を控えましょう。

 

痛みや腫れの原因は何?

歯や神経、上顎洞粘膜など様々な組織と隣接しているところにインプラントを埋め入むため、インプラント治療部分が周辺の痛みを引き起こす原因になることが稀にあります。

 

手術直後に出た痛みの場合

  • 腫れによる隣接している組織の圧迫
  • 隣接している組織の破損
  • 穴を開けるときに発生する熱による顎の骨の火傷

 

治療完了後に出た痛みの場合

  • インプラント粘膜炎・周囲炎
  • インプラントのパーツの不具合
  • 周囲の歯の炎症の波及
  • 過剰な嚙み合わせの力

 

こんなときは歯科医師に連絡を!

症状のほかにも時期やきっかけ、受診するまでに服用した薬と使用回数なども伝えられるようにしておきましょう。

 

  • 鎮痛剤が効かないほど激しい痛みがある
  • 1週間以上経っても症状が治まらない、もしくは症状が酷くなる
  • 薬を飲んでから体調が悪くなった
  • 上顎の奥歯の手術後に鼻血や膿が出る
  • 下顎の奥歯の手術後に下顎のしびれや感覚の麻痺がある

 

まとめ

手術中は麻酔をするので痛みを感じることはないですが、局所麻酔だけでは不安という場合は、恐怖心により緊張した状態を薬剤で和らげて手術を受けることも可能なので「静脈内鎮静法」を取り入れている歯科に相談してみましょう。

 

手術後は、個人差はありますが痛みや腫れが出ます。特に、インプラントの埋め込みの本数や骨移植の範囲が広いと痛みや腫れが強く出やすいです。

 

手術後の痛みや腫れは1~2週間ほどで治りますが、歯科医の指導に基づいて日常生活を送るようにしてください。

 

治療の手法によっても痛みや腫れの度合いが異なるため、詳しくは歯科医師とのカウンセリングで確認し、不安や疑問を解消してから治療に臨むようにしましょう。

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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「歯が痛い、歯茎が痛い」

2021年2月10日 (水)

みなさん、今まで冷たいものや熱いものを食べて歯が痛い、もしくは歯茎が腫れて痛いと感じたことがあるのではないでしょうか。気になって歯医者に行った方もいれば、一時的な痛みだったのでそのままにしている方もいらっしゃるかもしれません。では、この歯や歯茎の痛みの原因は一体どういったものなのか、詳しく見ていきましょう。


<歯が痛い場合>

①虫歯によるもの(詳細は2020年10月6日掲載のブログに記載あり)

虫歯の深さによって痛みの種類が変わってきます。歯において痛みを感じるところは、最も表面のエナメル質の内側にある象牙質、その内側の歯髄(歯の神経)です。

・象牙質の痛み

外からの刺激(化学的刺激機械的刺激)により、2〜3秒以内の鋭い痛みを感じます。外からの刺激(化学的刺激と機械的刺激)により、2〜3秒以内の鋭い痛みを感じます。

象牙質の痛み 歯の痛み

 

・科学的刺激:食べ物や飲み物の温度による熱刺激、冷刺激
・機械的刺激:食べ物が挟まって圧迫されたことで起きる刺激

・歯髄(歯の神経)の痛み

 むし歯が歯の神経にまで達すると、何もしていなくてもズキズキとした強烈な痛みを生じ、温かい食べ物や、夜間、入浴時に痛みが増悪し、痛みは、数十分から数時間続きます。ひどい場合は、痛み止めも効かず、一睡もできないということもあります。

歯髄(歯の神経)の痛み 歯の痛み

・根っこの先の痛み

根っこの先の痛み神経が死んでしまい、歯の根っこの先に膿がたまり、噛んだら痛い、ものが当たると痛いといった症状が現れます

歯の根っこの痛み 歯の痛み

②知覚過敏によるもの 
歯茎が下がったり、歯の表面のエナメル質が削れることにより、歯の根元の部分(象牙質)が露出し、むし歯や歯の神経に炎症がないにもかかわらず、冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たったりすることにより痛みを生じることがあります。(知覚過敏)原因として、歯周病歯ぎしり歯茎の後退歯ブラシの使い方がよくないなどが挙げられます。

知覚過敏 知覚過敏の痛み 歯の痛み

③ブラキシズムによるもの

ブラキシズムとは、無意識のうちに行っている歯ぎしり食いしばりなどです。これらにより、歯に負担がかかり、痛みを感じることがあります。

 

 

<ブラキシズムの種類>

グラインディング

一般的にいう歯ぎしり。歯を左右にすり合わせ、ギリギリと言う音を生じる。寝ている時に起こしやすい。

グラインディング 歯ぎしり

クレンチング

上下の歯の食いしばり、噛みしめ。寝ている時も起きている時も起こるが、本人では気づかないことが多い。

クレンチング 食いしばり 歯ぎしり

タッピング

上下の歯をぶつけあってカチカチと鳴らすような音を出すタイプの歯ぎしり。

タッピング 歯ぎしり

<歯茎が痛い場合>

①歯肉縁、歯周炎によるもの

歯肉炎:歯周ポケットに歯垢(細菌の塊)が蓄積し、細菌が増殖することで歯茎に炎症が生じる病気。歯茎の腫れや出血を伴うことがあります。

歯周炎:歯肉炎が進行して歯周ポケットが深くなり、歯を支えている骨まで炎症が広がる病気。これにより、骨が溶けて歯がグラグラになり、歯茎が腫れ、膿が出ることもあります。CMなどでよく聞く、歯槽膿漏とは、このような状態を言います。

歯周炎 歯肉炎 歯の痛み
歯周炎により骨が溶けて歯茎が腫れている様子

②親知らずの周囲の歯茎の腫れ(智歯周囲炎

 親知らずが斜めに生えていたり横に向いて生えていたりする場合、清掃しづらく、細菌が蓄積され、増殖し、歯茎が腫れてしまうことがあります。腫れて自発痛があったり、噛むことで腫れた部分に歯が当たって痛いなどの症状があります。ひどい場合、腫れは喉の方まで広がり、呼吸困難を招くこともあります。

親知らずの周囲の歯茎の腫れ(智歯周囲炎) 歯の痛み

③根っこの先に膿が溜まっている時、根っこが割れている時

 歯の根の中に細菌が入り込んだ場合、根っこの先に膿がたまり、歯茎が腫れます。膿を出すことによって、腫れが引くこともありますが、なかなか引かず腫れが大きくなることもあります。歯の根っこが割れた場合、噛むと痛みが出たり、神経が生きているとズキズキと痛みます。また、割れているところから細菌が入り歯茎が腫れたり、膿が出るといった症状も出てきます。

汚染された歯髄 歯の痛み

④歯茎の腫瘍

あまり頻度として多くはありませんが、歯茎の腫瘍が原因となることが稀にあります。早期の段階では、一般的に自覚症状はないのですが、進行してくると歯茎の腫れや痛みを生じます。

 

 

 

<まとめ>

このように歯や歯茎の痛みには、様々な原因があることをわかっていただけたでしょうか。歯や歯茎の痛みは、治療が必要なサインかもしれません。すぐに治療すれば残せた歯も、歯科医院への受診が遅れて状態が悪化し、最悪の場合抜歯になる可能性もあります。違和感を感じたら、適切な診断処置を受けるため、早めにご相談ください。

 

三重県 四日市市 にいみ歯科医院 歯科医師 新美敦司

 


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グラグラして抜けそうな乳歯どうしたらいいの?

2021年2月4日 (木)


子育て中のご家庭では、ご経験があるのではないでしょうか?「乳歯が抜けそうで抜けない。」「グラグラの歯があって子ども自身が気になると言っている。」など、お母さんやお父さんが悩んでしまう、生え変わりによって起きるトラブルについて、解決法やヒントをお伝えします。
生え変わりは成長に伴って起きることではありますが、近年、顎が狭い子が増えていて、乳歯だけの時期でも、隙間なくぎっしり歯が並んでいるお子さんが増えています。そのこともあって、乳歯が生え変わりによって揺れてきても、ぎっしり詰まって生えているせいで、なかなか歯が抜けない場合や、生え変わりのスペース不足が原因で、予期せぬ部分も早めに揺れてきたりすることもあります。
そして、歯が揺れていると、お子さん自身は、咬んだり、食べ物が当たったりすると痛く感じたり、なかなか抜けないことで歯ぐきが腫れてしまうこともあります。
そんな時、ご家族としては、歯科医院にすぐに連れて行くべきなのか、家で歯を抜いてあげるべきなのか、このまま様子を見るべきなのか…と悩んでしまうこともあるかも知れません。

抜けそうな歯 グラグラ 乳歯

 

お家で抜いても大丈夫な状態や様子を見てもいい状態とは?


お家で抜いてもいい場合は、①グラグラな歯が確実に乳歯で、②グラグラの乳歯の下に永久歯があるのがわかっていて、③乳歯の根っこがしっかり吸収されて、歯ぐきの一部とほんの少しくっついいるだけで、指で簡単に抜けそうな状態であれば、お家で抜いても構わないと思います。ただ、お家では麻酔をすることはできないですし、抜くときに歯ぐきにばい菌が入ってしまうのも心配なので、可能であれば歯科医院で抜歯を行う方が望ましいと思います。お家で痛い思いをして、歯医者が嫌いになったり、お口の中をお掃除するのも嫌いになってしまうこともありますので、少し揺らしてみても抜けない場合は歯科医院を受診されることをお勧めします。
また、お家でうまく歯が抜けた場合、抜けた後、出血が気になることもあるかもしれませんので、その場合は、折りたたんだ清潔なガーゼ等を傷に当て5分ほど圧迫するようにお願いします。
お家で様子を見ていいかどうかについては、まず、揺れている乳歯が痛くて、食事が取れないや、揺れている歯の周りの歯ぐきが腫れいる状態でないことが大切です。また、生え変わる大人の歯がすでに見えている場合や揺れている乳歯がピンクがかった色になってきている時は、早期に抜歯が望ましい場合がありますので、歯科医院を受診していただいた方が良いでしょう。

 

抜けそうで抜けない乳歯を放置すると害があるか?


乳歯が抜けそうで抜けないのを放置すると、うまく抜けずに残ってしまって、生え変わるはずの永久歯が、予期せぬ方向から出てきてしまうことがあります。それにより、歯並びの問題にもつながってしまうことがあります。そのため、定期的に生え変わりを確認することはとても重要です。また、乳歯が虫歯になっていたり、過去に虫歯になった乳歯だと、生え変わりの際、うまく根っこの吸収が起きずに、根っこの一部が残ったままになったり、自然の抜けない場合があり、大人になっても残ったままになってしまうことがあります。そういったトラブルを回避するためにも、定期検診は大切です。

子供の歯 乳歯 乳歯 子供の歯 

 

現在は永久歯が少ない子が多い


現在の子どもたちの中には、生まれながらに、乳歯や永久歯の数が少ない子が以前より多くいると言われています。もし永久歯の数が少なかった場合、乳歯が抜けてしまっても、永久歯が生えてこないこともあります。さらに、乳歯が少ないと、永久歯も少ないケースもあります。そのため、生え変わりが始まる時期には、可能な限り、レントゲン等で、生え変わりの予測を行うことは大切です。すぐに何かできなかったとしても、ゆくゆくはが足りないことに対して、矯正治療を検討する見通しを立てることができます。

にいみ歯科医院では、子どもの矯正にも対応しており、生え変わりの際にも安心です。お子さんの定期検診の際に、生え変わりの確認もしっかり行っています。生え変わりのタイミングの不安や心配の軽減になるはずです!

定期診断 定期検診 歯の診断

 

三重県四日市市いみ歯科 歯科医師 敦司


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お口のクリーニングついでに5分でできる唾液検査受けてみませんか?

2021年1月5日 (火)

日に日に寒さが厳しくなっていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
にいみ歯科では、最近、唾液検査シルハを導入しました!

  

これまでも、歯科ドックを行うことで、歯周病や虫歯などのお口の中の問題に
ついて、詳しく調べて患者様ご自身のお口の健康について、深く知っていただ
くことが可能でしたが、即日に検査の結果をお伝えすることができないことが
、少々難点でした。
今回導入した唾液検査シルハでは、①むし歯リスク②歯周病リスク③口臭
リスクについて、5分で検査結果を知ることができます!

 

①むし歯リスクについて

むし歯菌・酸性度・緩衝能を調べることで、リ
スクを判定します。
むし歯菌:むし歯菌がお口の中で、どれほど活性化しているかを測ります。
酸性度:歯の溶けやすさを調べ、むし歯のなりやすさを調べます。
緩衝能:むし歯菌が働きやすい酸性から中性に唾液を戻す力を調べます。

 

②歯周病リスクについて

白血球・たんぱく質を調べることでリスクを判
定します。
白血球:歯ぐきがどれくらい炎症しているかを知る目安になります。
たんぱく質:歯ぐきからの出血が多いと高値になるので、出血の程度を調
べます。

 

③口臭リスクについて

アンモニアを調べることで、リスクを判定します。
アンモニア:お口の中の細菌が多いと、アンモニアの数値が高い傾向があ
るため、アンモニアで口臭の判定を行います。

とても手軽に、ご自身のお口の中の環境を知るきっかけになると思います。手軽にできる検査なので、ぜひお気軽にスタッフにお尋ねください。

クリーニングや検診の際に行うことは可能ですが、検査の結果に誤りがないように、注意事項があり、検査当日2時間前からの、飲食・喫煙・歯磨きは控えていただいておりますので、検査をご検討いただける場合は、ご予約の際等に、当院スタッフに一度ご相談ください。

 

三重県四日市市いみ歯科 歯科医師 敦司


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歯科と肝臓病?

2020年12月7日 (月)

肝臓の病気と歯科って関係あるの?と思う方が多くいらっしゃるかもしれません。
日々ニュースで報道されている、新型コロナウイルスをはじめ、ウイルスには様々な種類がありますが、肝炎ウイルスというものが存在しているのをご存知でしょうか?
ウイルスは血液や唾液などの体液に含まれているため、歯科治療でのそれらの接触による感染が問題となることがあります。院内感染を起こさないためにも、歯科医院では、感染対策の知識に加え、肝炎ウイルスや肝疾患について十分な知識を持つことが必要となります。

肝臓の働きとは?
そもそも肝臓とはどんな働きをする器官がご存知でしょうか?
肝臓はよく、工場として例えられます。つまり、原料を化学反応によって加工するところということです。
①食べ物からとったタンパク質、脂質、糖質を代謝
②アルコールや薬物、老廃物の解毒
③胆汁の分泌
とても重要な働きをしています。

●肝臓が悪くなると・・・
肝硬変肝癌を引きおこし死に至る可能性があります。


●お口から肝疾患を発見できるかも?!
肝臓は“沈黙の臓器”と言われていて病気になっても自覚症状が出にくいそうです。ですが、お口の中にその兆候が現れることがあります。
扁平苔癬(へんぺいたいせん)といって粘膜や歯茎に異常が出たり、ドライマウス、味覚異常、口腔ガンなど…いろいろな形でお口の中に兆候が現れることがあります。


お口の中だけでなく、糖尿病や心筋障害、悪性リンパ腫など全身への影響も出ることもあります。
これら全てが、肝臓の病気に直結するわけではありませんが、症状のない方の発見のきっかけになるかもしれません。そのため、定期的な歯科受診は、あらゆる意味で大切なものです。

 

●肝疾患によりお口の環境が悪くなりやすい?
“歯茎から血が出る!”というのは、ほとんどの方が一度は経験があるのではないでしょうか?これは歯周病の症状の1つです。歯周病は進行すると、口臭が酷くなったり、歯が抜け落ちて食事や会話がしづらくなったりします。
肝疾患が進行すると、歯周病が進行しやすくなってしまうというデータがあります。
また、扁平苔癬やドライマウスによってお口の中に痛みや違和感がある場合、ブラッシングも不足しがちになり、お口の中の環境の悪化につながる恐れがあります。

●歯科治療への影響も
肝疾患が進行すると出血が止まりにくくなります。そのため、抜歯やクリーニングなどの歯科治療での注意が必要となります。

当院では、あらゆる患者様へのお気遣いや適切なご対応ができるように、全てのスタッフが、全身疾患や消毒滅菌について、日々勉強し、学んだことを実践しております。今回取り上げた、肝疾患にきましても、患者様から、必要な情報をお聞きし、安心安全に診察を行うだけでなく、消毒・滅菌についても、正しく対応できるように日々心がけております。

 

また、日頃メンテナンスなどで来院される患者様のお口から、肝疾患の発見に繋がるようしっかり目を向けていけるよう、今後も、日々学び、スタッフ間での情報共有に力を入れていきたいと思います。

 

昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を目の当たりにすると、より、歯科医院における感染予防の重要性を改めて感じております。
当院では皆様に安心して通っていただける環境づくりに力を入れております。
患者様ごとの器具の滅菌、消毒などの実施はもとより、新型コロナウイルス対策として、手指消毒、検温、問診、パーテーションの設置など強化しておりますので詳しくはホームページもご覧ください。

 

三重県四日市市いみ歯科 歯科医師 敦司


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お口から始まる〝老化の予防”

2020年12月1日 (火)

口の健康が生活習慣病を防ぎます!

近年、お口の状態が、身体の病気・老化・健康寿命の延伸などと密接に関わっていることが分かってきました。虫歯や歯周病は、歯だけのトラブルではありません。慢性炎症や細菌・毒素の供給源となって、血流を介し身体にも害を及ぼします。
病気を防ぎ、さらに、老化を予防するため、皆さんに知っていただきたいことをお伝えします。

 

①歯肉に炎症があると心臓を悪くする。

歯肉炎・歯周炎は、日本人の成人のほとんどが経験している代表的な慢性炎症です。
がん・心臓病・脳卒中などの生活習慣病の発症進行には、この慢性炎症が大きく関わっていることが分かってきています。慢性炎症が、周りの血管にダメージを与え、がんや動脈硬化を引き起こすと考えられています。

②噛む機能を回復すると糖尿病や肥満などの生活習慣病のリスクを減らすことができる。

歯が無くなってしまい、入れ歯を作製しても痛かったり、めんどくさくなったり、などの理由でつけなくなってしまう方がいます。入れ歯をつけないと、お口の中にも様々な問題がでてきますが、身体にも問題がでてしまうことがあります。
特に、奥歯を失うと噛む機能が低下して、咀嚼力を要求される多くの食品の摂取が難しくなります。一方で、カレーやうどんなど、一見食べやすい、高カロリー低栄養食を食べる機会が増えてしまうことが多々あります。結果として骨格筋量の減少や、糖質代謝の悪化などの生活習慣病の下地をつくってしまうのです。
その為、噛む機能を回復することが生活習慣病の重症化予防になるのです。
また、歯がない人は認知症になりやすいとも言われています。噛むことで脳は刺激を受け、脳の活動を活性化します。


③お口の中が不潔だと肺炎になることがある。

高齢者では、誤嚥によって誤嚥性肺炎になることがあります。
誤嚥は、むせのようにはっきりわかるもののほか、気づかないうちに増殖した細菌を含唾液が、気道から肺に侵入することがあります。肺に、肺の異物処理能力を超えた細菌が入ると、肺炎を引き起こしてしまいます。また、口の中の血管から入った細菌が血流によって肺に到達し、肺炎を起こしているということが分かっています。特に、高齢の方や、免疫力の落ちている方は、誤嚥性肺炎を防ぐためにも、特に口の中を清潔にしておく必要があります。

このように、お口の中に問題があると認知症、生活習慣病(脳血管疾患、糖尿病など)、誤嚥性肺炎など身体の病気まで問題につながることがあります、健康長寿のためには、歯科で定期的なメインテナンスやケアを受ける時間を作ることが大切です。

 

三重県四日市市いみ歯科 歯科医師 敦司


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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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