にいみ歯科ブログ

インプラント治療をするメリット

2022年6月30日 (木)

プラントは失った歯を補うため、人工歯根を歯の根っこの代わりに顎の骨に埋め込む手術です。骨とインプラントがしっかりくっついてから被せ物をして失った歯を補います。

 

近年では広く受け入れられるようになりました。失った歯を補うための治療方法ですが、インプラントにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

今回はインプラント治療をするメリットを紹介します。

歯を失った場合の治療方法

歯を失った場合、治療の選択肢としてインプラントのほかに、入れ歯やブリッジがあります。

 

ブリッジとは両隣の歯を削って、橋渡しをするように被せ物をします。そのため、両隣の歯がないとできません。また両隣の歯に虫歯がなくて健康でも、ブリッジをするために歯を削らなけばなりません。

 

入れ歯の場合、インプラントやブリッジに比べて、非常に安定感が劣ります。そのため、噛めない、食べ物が詰まりやすい、話しにくいといったデメリットがあります。部分入れ歯では、入れ歯を支えるために金属のバネを使用するため、見栄えがよくありません。

インプラント治療のメリット

インプラント治療には以下のメリットがあります。

・天然の歯と同じように噛める

・周囲の歯に負担がかからない

・違和感が少ない

・天然の歯と同じように見える

 

インプラントは顎の骨に埋め込み、骨と結合させるため、天然の歯と同じように噛めます。

 

ブリッジと違い、両隣の歯を削る必要がないため、周囲の歯に負担がかかりません。また入れ歯と違って取り外しの必要がないため、違和感が少なく、自分の歯のように磨けます。

 

天然の歯と同じに見えるので、審美性も非常に高い治療方法です。

インプラントは保険外治療

インプラントは保険が適用されない自費診療です。歯科医院によって料金が異なります。

 

高額な治療方法ですが、天然の歯と同じように使用できるので、インプラントを選択する方が増えています。しかし、インプラントは誰でも受けられる治療方法ではありません。

 

何かしらの疾患を患っている、重度の歯周病に罹患している、20歳未満など治療に適さないケースがあります。

まとめ

インプラントはブリッジや入れ歯と違い審美性に優れ、周囲の歯に負担をかけることなく、失った歯を補う治療方法です。

 

多くのメリットがありますが、誰でも受けられる治療方法ではありません。気になったらまず歯科医院で気軽に相談しましょう。


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インプラントの寿命はどれくらい?|インプラントを長持ちさせるコツ

2022年6月13日 (月)

三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司

インプラントはしっかりケアをすることで10~15年以上長く持ちます。今回はインプラントの寿命と長持ちさせるポイントについて紹介します。

 

インプラントの寿命とは

世界でもトップクラスのシェアを誇るメーカーによると、インプラントの10年生存率は10年で99.8%といわれています。またほとんどのメーカーで同じ数値の臨床研究結果が出ていることから、インプラントの寿命ははおおよそ10~15年以上といえるでしょう。

 

インプラントを長持ちさせるコツ

インプラントは保険が適用しない高額な治療になります。そのため長く持たせたいと思う方は多いでしょう。インプラントを長持ちさせるコツは以下のようなものがあります。

  • 歯ぎしりや食いしばりの対策をする
  • メンテナンスを怠らないようにする

それぞれ詳しく解説します。

 

歯ぎしりや食いしばりの対策をする

仕事中や就寝時に無意識に歯ぎしりや食いしばりをする方は多いです。噛む力が強いとインプラントと被せ物の間にあるアバットメントに負担がかかることがあります。そのような場合はネジが緩くなったり、インプラントに負担がかかり破損したりする可能性が高くなります。

 

歯ぎしりや食いしばりの対策は就寝時に装着するナイトガードなどを使用することで、インプラントにかかる負担を軽減することができます。

 

メンテナンスを怠らないようにする

インプラントでも歯周病になることがあります。これはインプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎と呼ばれています。インプラント周囲粘膜炎が発症するとインプラント周囲の歯肉が腫れたり出血したりする症状です。進行するとインプラント周囲の骨にまで感染しインプラントが脱落する可能性があります。これをインプラント周囲炎といいます。

 

インプラントは天然の歯と異なり、神経がありません。そのため自覚しにくく、病気が進行しやすい特徴があります。インプラントの歯周病を予防するためにも、自宅でのセルフケアと専門家によるプロフェッショナルケアを怠らないようにしましょう。

 

まとめ

インプラントはおおよそ10~15年以上持つといわれており、中には30年以上持つ方もいます。インプラントの寿命はメンテナンスをしっかり行うことで、長持ちさせることが可能です。また、歯ぎしりや食いしばりがある方でもナイトガードなどの対策をすることで、被せ物やインプラントに与えるダメージを軽減することができます。インプラント治療をご希望の方は、メンテナンスも考慮して受けるようにしましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司


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