にいみ歯科ブログ

インプラントに必要な費用は?|費用について解説

2022年3月30日 (水)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

歯を失った場合、歯を補う治療方法の一つにインプラント治療が挙げられます。高額になりがちな治療方法なので、費用面で不安な方も多いのでは。今回はインプラントの費用について解説します。

 

 

インプラントは保険が適用されない高額な治療

一部の症例を除き、インプラントは保険が適用されません。むし歯や歯周病といった場合も保険が適用されないので高額な治療になります。

 

一本あたりの目安は300,000~800,000円となっており、骨の量、地域差、使用するインプラントメーカーや被せ物の種類によって大きく差があります。そのためはっきりと「いくら」とお伝えすることが困難です。

 

インプラントの費用を詳しく知りたい場合は、歯科医院で精密な検査を受けてから、治療に必要な金額の相談をすることをおすすめします。

 

インプラントに必要な費用

歯科医院のホームページや、情報サイトなど、ほとんどの場合インプラントを1本埋入する目安の金額のみを表示しています。しかしインプラントにかかる費用は別途、検査料やメンテナンス料など必要な場合があります。

 

以下はインプラントにかかる一般的な費用です。

・レントゲン、CT、血液検査などにかかる診査診断料

・インプラント手術にかかる材料費や技術料

・骨が足りない場合、骨を補うための材料費や技術費

・人工歯にかかる材料費や技工料

・メンテナンスにかかる費用

・修理が必要になった場合の費用

 

インプラントは入れる前に精密な検査を行います。そのためCT撮影や血液検査を行います。一般的に検査料は別途でかかる場合が多く、歯科医院によって費用は異なります。

 

骨の量が足りない場合は、骨を補うための手術を必要とし、別途費用がかかります。

 

インプラントは入れたら終わりではありません。長く持たせるために定期的なメンテナンスを必要とします。インプラントのメンテナンスは、ほとんどの歯科医院で自費診療になります。インプラントの状態により、毎月、2ヶ月に1回など間隔が異なり、都度メンテナンス費用がかかります。

 

また被せ物に不具合があった場合、修理ややり替える必要があるため、別途費用がかかる可能性があります。

 

まとめ

歯科医院によってインプラント費用に含まれている内容は異なります。ホームページでは、インプラントに必要な費用が含まれている表示もあれば、検査料や人工歯など別途必要な場合もあります。また相場よりも安く謳っている歯科医院は、技術料など別途で費用がかかることが多いです。

 

費用に不安がある場合は、歯科医院で確認を行い、納得してから治療を受けることをおすすめします。

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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歯が抜けたときはどうしたらいい?|歯が抜けたときの治療方法を解説

2022年3月11日 (金)

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

むし歯や歯周病、打撲などの事故で歯は抜ける可能性があります。抜けてしまった歯は治療をして補う必要があります。治療方法の選択肢として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が挙げられます。今回は歯が抜けたときの治療方法を解説します。

 

 

失った歯を補う3つ治療方法

失った歯を補う治療方法は主に

・インプラント

・ブリッジ

・入れ歯

の3つの選択肢から選びます。もちろん治療前に歯科医師から十分な説明を受けて治療を選択しますが、事前に治療方法の内容を知っておくと理解しやすくなります。

 

歯が抜けたときの治療1:インプラント

歯を失ってしまったところに、チタン製の人工歯根を埋めて、被せ物をする治療方法です。

 

インプラントのメリット

インプラントは魅力的なメリットが4つあります。

・自分の歯と同じように噛めるので、食べる楽しみは今までと変わらない

・ブリッジや入れ歯と違い、周りの健康な歯に負担をかけない

・見た目が天然の歯に近いため、周囲の人に気づかれにくい

・歯は1本抜けるだけで発音に影響するが、インプラントを入れると今まで通りに発音が可能

 

インプラントのデメリット

メリットが多いインプラントですが、手術を行うためデメリットもしっかり理解しておきましょう。

・外科的手術を行うため、身体的負担がかかる

・歯を支えている骨が少ないと骨を造る必要があり、治療期間が長くなってしまう

・全身疾患や重度の歯周病に罹患していると、インプラント手術が受けられない可能性がある

・保険が適用されないので、費用が高額になる

 

歯が抜けたときの治療2:ブリッジ

ブリッジは失った歯の両隣を支えにして、橋渡しのように被せ物をする治療方法です。被せ物をするため、両隣の歯を削る必要があります。

 

ブリッジのメリット

ブリッジには3つのメリットがあります。

・橋渡しで失った歯を補うため、入れ歯と比較して安定感がある

・保険適用が可能で、安価で治療が可能

・インプラントよりも治療期間が短い

 

ブリッジのデメリット

保険が適用され、比較的短期間で治療が可能なブリッジですが、デメリットがあります。

・被せ物を入れるために、歯を失った両隣の歯を削る必要がある

・支える歯に問題がある場合、支える歯の治療が必要

・ブリッジは歯と歯肉の間に汚れが溜まりやすいため、むし歯や歯周病になりやすい

 

歯が抜けたときの治療3:入れ歯

入れ歯は3本以上歯を失ってしまった場合に装着する「部分入れ歯」と、全ての歯を失った場合に装着する「総入れ歯」に分けられます。

 

入れ歯のメリット

入れ歯はインプラントやブリッジにはないメリットがあります。

・入れ歯はバリエーションが豊富で、ブリッジでは困難な症例でも歯を補うことができる

・保険が適用されるため、安価で治療が可能

・取り外し式なので、清潔に保つことができる

 

入れ歯のデメリット

入れ歯にもデメリットがあります。

・入れ歯は取り外しが可能なため、衛生的に保てるがインプラントとブリッジに比べると安定感がない

・保険適用の部分入れ歯は金属のバネを使用するため、審美性を損ねる

・慣れるまで違和感があり、食事がしにくい

・インプラントやブリッジと違い、固いものが食べにくい

・保険適用の総入れ歯では、プラスチックが粘膜を覆うので食べ物の熱が伝わらない

 

まとめ

歯を失ったときの治療方法は「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」があります。それぞれメリットとデメリットを理解したうえで選択することが非常に大切です。

 

治療方法の選択肢で迷われている方は、歯科医師によく相談しながら治療方法を決めましょう。

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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スタッフ全員笑顔で「おもてなし」安心して通える四日市の歯科医院を目指して

四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。

ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。

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