2019年4月22日 (月)
こんにちは
にいみ歯科医院です。
4月も1/3が過ぎて学校や幼稚園で初めて給食が始まったお子様も
給食に慣れ始めた頃でしょうか?
前回から始まったお子様の発育にも大切な『食育と子供の健康』について。
今回も引き続き食育についてお話ししていきましょう。
お子様の食育には食べるときの味覚だけでなく
料理や食材の色、盛り付けや匂いなど視覚や嗅覚など
五感を刺激して食べる食べ方も大きく関わってきます。
食べるときの五感の役割は
1.視覚
・食材の色や大きさ、料理の盛り付けなど彩り豊かな盛り付けで食卓を楽しめるように。
2.嗅覚
・料理の香りや食材の匂いの美味しい香りで食欲倍増できるように。
3.聴覚
・咀嚼(噛む)ときのサクサク、カリカリとした音や食事中の会話を楽しめるように。
4.味覚
・しっかり噛むことは消化にも良いだけでなく、味わいがさらに増すので濃い味だけでなく薄い味も感じることができるように。
5.触覚
・歯ごたえや舌ざわりの美味しさを感じ取り、固いものもしっかりと噛める咀嚼力をつけましょう。
になります。
特に味覚や触覚のよく噛んで味わうという行為には食べる際の安全面にも
大きく変わりを持つことになります。
よく噛まずに急いで丸のみすると味覚が衰えるだけでなく
ときに窒息を起こすことにも繋がるため、よく噛んで
少しずつ飲み込むことが窒息予防のために大切となります。
食べるときに口を上手に動かせる姿勢にも
注意させてあげるとさらに良いでしょう。
背中を丸めずに、肘や膝の関節がほぼ直角になって足底がしっかりと
床に接した姿勢が良い姿勢です。
このような姿勢で食事をすることで、しっかりと噛むことができます。
机と椅子の高さもお子様の体の大きさにあった物を選びましょう。
今回のお話はここまで。
次回も『食育と子供の健康』ついてをお楽しみに。
ではまた。
三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院
2019年4月15日 (月)
こんにちは
にいみ歯科医院です。
満開だった桜もそろそろ散り始め、肌寒さも少し和らぎ
春だなと実感できる4月になりました。
4月になるとお子様達もご入園、ご入学と新しい生活へと
変わっていく月でもあります。
ご入園、ご入学を迎えたお子様はお家の食事からお弁当や給食へと変わり
ご家族との食事からお友達との食事が増えるといったように
食生活も変化を迎えることかと思います。
最近では学校や幼稚園、保育園など食を通して
育み方を考える『食育』にも力を入れています。
今回はそんな『食育』を通じて『子供の健康』についてお話をしましょう。
乳児期、幼児期、小学校〜高校へと子供の成長の速度は著しく早いものです。
そんな子供達の発育に合わせて食べ方を考えることも『食育』の一つです。
赤ちゃんであれば離乳期や介助食べの時期などはママさん、パパさんが
「おいしいね」と声かけをしながら美味しさを共有したり
乳歯が生えそろったら噛みごたえのある食品で
咀嚼力(そしゃくりょく・噛む力)を育ててあげましょう。
そして乳歯から永久歯へと大人の歯に生え変わる期間は咀嚼力も落ちるため
食べ物や食事の時間にも配慮しましょう。
さらにご家族で食事をされるときには食べ方のマナーを学ぶことも
大切な食育となります。
1歳を過ぎて上下の前歯が生えたら、一口量で食べることを学び
スプーンは唇でとらえて、上唇の動きで口の中へと
とりこむことも大切な食べ方の一つです。
スプーンやフォークを持たない手は食器が動かないように
支える手として使うことを覚えるように学びましょう。
スプーンやフォークを卒業し、お箸を使えるようになったら
食器(お茶碗)を持って、体の正面で食べましょう。
食べるときにはゆっくりとたくさん噛むことも大切なことです。
たくさん噛んで消化に良い食べ方をすることで
成長期の子供達の体にとって消化に良いだけではなく
体中にしっかりと栄養が行き渡る食べ方となり
子供達の成長を促進させる補助となります。
上記のように発育に合わせた食事、食べ方のマナーなどを
学んでいくことも『食育』ですが
今回の『食育』を通じて『子供の健康』についてのお話はここまで。
次回も『食育と子供の健康』についてのことをお楽しみに。
ではまた。
三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院
2019年4月4日 (木)
こんにちは
にいみ歯科医院です。
前回まで4回続いた『歯とお口からはじめるアンチエイジング』についてですが
今回はアンチエイジングシリーズの最終回としておさらいをしましょう。
1.アンチエイジングに必要なのは運動と消化に良い正しい食生活を送ること。
2.正しい運動と消化に良い正しい食生活に不可欠なのは噛む力。
3.噛む力(咀嚼力)を高めるために歯並びを良くし顎の力を高めましょう。
4.歯並びが良くなることは口を開けて笑えるようになりコンプレックスの解消にも繋がります。
5.歯並びが良くなることは発声も良くなり、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
6.歯並びが良くないと噛み合わせも悪くなり、頭痛やめまい、はたまた肩こりに繋がることもあります。
7.お口の筋肉を鍛えることでよく噛める歯を保ち、お顔のシワ予防や小顔対策にも効果が期待できます。
8.お口の筋肉を鍛える方法は『歯とお口からはじめるアンチエイジング その4』をご参照ください。
今回は『歯とお口からはじめるアンチエイジング』シリーズのおさらいをしてみました。
先日、新しい元号として『平成』から『令和』へ変わるとの発表がありました。
最近はまだまだ肌寒い時期も続きますが外に出てみると桜も咲き始め
木々の緑も新緑へと変わり、時代も季節も新しく変わりつつあると実感します。
そんな時代と季節の変化を実感しながら、次回は新しいテーマで
またブログをお届けいたします。
次回からの新シリーズをお楽しみに。
ではまた。
三重県四日市 医療法人 にいみ歯科医院
四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。
設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。
ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。