にいみ歯科ブログ

インプラント治療で抜歯した後の食事について

2021年12月24日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

インプラント治療では施術前に抜歯をすることがあります。抜歯後、食事について気になる方も多く、ここでは抜歯後に控えたほうがよい飲食物とおすすめの飲食物、併せて抜歯後の注意点について紹介します。

 

インプラント治療の抜歯後に控える飲食物

インプラント治療で抜歯をした後は、以下のような飲食物は控えましょう。

 

  • 熱いもの・冷たいもの
  • 酸っぱいもの・辛いもの
  • 粘着性のあるもの
  • アルコール類

 

これらの飲食物を摂取すると、傷口の治りが悪くなることがあります。

 

熱いもの・冷たいもの

熱いものや冷たいものは、傷口への刺激になります。そのため、熱いものは冷ましてから冷たいものは常温にしてから摂取しましょう。

 

酸っぱいもの・辛いもの

レモンやグレープフルーツなどの酸っぱいもの・わさびや唐辛子などの辛いものは、傷口への刺激になりしみたり腫れたりする可能性があるため、避けた方が望ましいです。

 

粘着性のあるもの

キャラメルやガム、お餅など歯にくっつきやすいものは傷口にできたかさぶたが剥がれてしまう可能性があるため、控えましょう。

 

アルコール類

アルコールやお酒は血行がよくなりすぎてしまう可能性があり、傷口の治りが悪くなるため、抜歯をした日は控えましょう。

 

 

インプラント治療の抜歯後におすすめの飲食物

インプラント治療で抜歯したあとに適している飲食物は、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 豆腐
  • うどん
  • おかゆ
  • リゾット
  • 茶碗蒸し
  • ヨーグルト
  • ゼリー飲料

 

抜歯してから2~3日はなるべく柔らかい飲食物を中心に摂取するようにします。ただ栄養が偏らないようにする必要があり、様子を見ながら徐々に食生活を元に戻しましょう。

 

その他抜歯後の注意点

抜歯をした後は以下のことにも注意する必要があります。

 

  • 麻酔が切れるまでは食事を避ける
  • 食べ物は抜歯をした反対側の歯で噛むようにする
  • 傷口を舌や指で刺激しないようにする
  • ブクブクうがいといった強いうがいをしない

 

抜歯後3~4時間は麻酔が効いている状態になります。麻酔が効いている状態では熱い・冷たいなどの感覚がないため、やけどしたり粘膜が傷ついたりする恐れがあります。なお舌や指で傷口を刺激しないように注意します。なお、食べ物を摂取する際は、抜歯した反対側の歯で噛むようにすると良いでしょう。

 

抜歯後は歯磨きをしても良いですが、傷口に当たらないように注意し、うがいをするときはやさしくうがいをしましょう。

 

まとめ

インプラント治療の前に抜歯をした際は、飲食物に気をつける必要があります。なお抜歯の際は、事前に担当の歯科医師から注意点について指示をもらうことが多いです。必ず守るようにし、インプラント治療を進めましょう。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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インプラントは虫歯になる?メンテナンスを怠るリスクを解説

2021年12月10日 (金)

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司

 

歯を失ったときの選択肢の一つにインプラント治療が挙げられます。これは顎の骨にインプラント体と呼ばれるものを埋め込み、その上に被せ物をする治療方法です。インプラント治療後はメンテナンスを受け良い状態をキープします。しかし、このメンテナンスを怠ってしまうとインプラント周囲炎などトラブルの原因になることも。今回はインプラントに起こり得るトラブルを解説します。

 

インプラントでも虫歯になる?

結論から言うとインプラントは虫歯にはなりません。そもそも虫歯とは虫歯菌が糖を原料とし、酸を排出して歯の表面にあるエナメル質を溶かすことです。虫歯が進行するとエナメル質の下にある象牙質まで広がり、さらに進行すると神経まで到達し痛みを伴います。これに比べてインプラントはセラミックなどの人工歯でできています。そのため虫歯菌の酸によって溶けることはありません。

 

インプラントのトラブルとは

上述ではインプラントは虫歯になりませんが、インプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎になることガあります。前者はインパクト周囲の歯ぐきに炎症が起きた状態で、後者はインプラント周囲の組織までに進行したものになります。なおインプラントを支えている骨にまで進行するとインプラントが脱落してしまうこともあります。これらの原因は以下のようなことが挙げられます。

 

  • 歯の清掃不良
  • 喫煙
  • 歯ぎしり・食いしばり

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

歯の清掃不良

インプラントはセルフメンテナンスやプロによるメンテナンスは欠かせません。歯の清掃不良で歯ぐきの腫れや出血があるとインプラント周囲粘膜炎の原因となります。

 

喫煙

喫煙している方はインプラント周囲炎のリスクが高くなります。また顎の骨にインプラントが結合しにくいデメリットもあります。

 

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりでは顎の骨に強い負荷をかけてしまいます。そのため就寝時に装着するナイトガードを使用するなど工夫が必要です。

 

インプラント治療にはメンテナンスが必要

インプラント治療を受けた後は歯科医院でのメンテナンスが必要になります。これはとても大切なことで、歯磨きでは落としきれない汚れをプロによる施術でしっかり落とします。歯科医院によって間隔は異なりますが、3~6ヶ月に1回定期的に行うことが多いです。

 

まとめ

今回はインプラントのトラブルについて紹介しました。インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎になることがあります。これらを予防するためにもセルフメンテナンスやプロのメンテナンスを怠らないことが大切です。

 

三重県四日市市 にいみ歯科医院

歯科医師 院長 新美敦司


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四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。

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