2022年9月30日 (金)
インプラント治療を希望する方で金属アレルギーがある方は、そもそもインプラントを入れてもよいのか心配になるでしょう。ここでは金属アレルギーでもインプラントはできるのか、注意点についてご紹介します。
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋めて、そこに被せ物をする治療方法です。人工歯根はチタンでできており、金属アレルギーが起きにくいとされています。またチタンは人工関節にも使用されており、人体と馴染みやすい特徴があります。そのため「チタンアレルギー」でなければ金属アレルギーであってもインプラントは問題ないと言われています。なお自分がどの金属にアレルギー反応を起こすかは、皮膚科での検査が必要になります。
チタンアレルギーでない限り、インプラント治療を受けることができます。ただそのような場合以下の点に留意しておきましょう。
チタンは金属アレルギーがほとんどないとはいえ、金属アレルギーがある方、疑いがある方、心配な方はカウンセリングを受ける際は必ず歯科医師に伝えましょう。これは安心して治療を受けるためにも必要なことで、場合によってはパッチテストを行なったり、皮膚科を紹介したりすることがあるためです。また被せ物は金属が含まれていないものを提案します。
インプラント治療では最終的に、被せ物をして失った歯を補います。その被せ物の種類には金属アレルギーを起こしてしまうもの、そうでないものがあります。例えば、以下のような素材は金属アレルギーが起きません。
なおメタルボンドといった金属を使用している素材は、金属アレルギーを起こす可能製があるため、アレルギーがある方は使用することはできません。
今までに金属アレルギーの症状がなくても、長期間お口の中に金属があると、アレルギーを引き起こしてしまうことがあります。インプラント治療後にアレルギーが発症した場合は、まずはどの金属が原因になのか検査を行います。インプラントが原因である場合、症状によって除去する必要があります。
なおインプラントが原因でアレルギーが起きてしまった場合、主に以下のような症状が出ることがあります。
ただ金属アレルギーは人によって症状は異なります。インプラントを入れたあとにこのような症状がある場合は、まずは歯科医師に相談しましょう。
インプラントはチタンアレルギーでない限り、治療を受けることができます。ただ、金属アレルギーがある方や心配な方は、インプラント治療の前に必ず歯科医師に相談し、パッチテストなど受けるようにしましょう。またインプラントを入れたあとにお口の中に炎症が起きたり、手足の発疹ができた場合は原因を確認する必要があります。インプラントが原因でアレルギーを起こしている場合は、症状によってインプラントを除去することがあります。安心して受診するためにも、インプラントを受ける前は皮膚科でパッチテストを受けておくと良いでしょう。
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2022年9月30日 (金)
インプラントは様々なメーカーから提供されており、その種類は30以上にも及びます。しかし、あまり流通していないメーカーを選択すると、トラブルがあったときに対応できる歯科医院が少ないため、対処できないというこがあります。今回はインプラントの選び方について解説します。
日本では、30種類以上のインプラントが各メーカーから提供されています。同じメーカーでも種類によって規格が異なるため、基本的には他社のものや種類の違うものを組み合わせて使用することができません。
インプラントの選び方の一つに「臨床に多く使用されているメーカー」を選ぶと、引っ越ししをしたときに、同じメーカーのものを扱っている歯科医院でメンテナンスや治療を受けやすくなります。あまり普及していないインプラントメーカーを使用していると、対応が困難になるか、費用がかかってしまうなどリスクがあります。
以下のメーカーは世界でも信頼されているインプラントで、長期的な臨床実績を誇っています。
・ストローマン・ジャパン株式会社
・ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社
・ジンマー・バイオメット・デンタル合同会社
・デンツプライシロナ株式会社
インプラントは顎の骨にチタン製の金属を埋入する治療方法です。世界でも信頼されているインプラントメーカーを選ぶことによって安心して治療が受けられます。また、数多く使用されているインプラントメーカーを選ぶことで、引っ越しをした際も扱っている歯科医院を見つけやすくなります。
自分の体の中に入っているインプラントの種類を知っておくことは非常に大切です。
インプラントは入れたら一生安心して使えるものではありません。10年成功率は高いものになっていますが、アバットメントの緩みや何かしらのトラブルが起こる可能性は少なからずあります。万が一のことを考えてメーカーと種類を知っておくようにしましょう。
インプラントを検討されている方は、カウンセリングのときに使用するインプラントメーカーと種類の把握をしておくことをおすすめします。日本でも多くの症例で使用されているインプラントメーカーや種類を選択すると、埋入した歯科医院への通院が難しくなっても対応することができます。
また埋入した歯科医院での通院が困難になる場合は、引っ越し先の歯科医院を紹介してもらうなどすると、スムーズにメンテナンスやトラブルの対応ができることがあるので、事前に相談しておくと良いでしょう。
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